2019年11月27日水曜日

博多駅から、激安豚骨ラーメンを食べて福岡空港に行く

何だかよくわからないタイトルだと思いますが、博多駅から福岡空港に移動するついでに安い豚骨ラーメンを食べるという話、お店とルートの紹介です。
先日帰省の帰りに福岡空港を利用しました。私はラーメンといえば豚骨ラーメンが好きなので、帰省のついでによく食べて帰ります。

豚骨ラーメンが好きといっても特にこだわりはなく、福岡でも一定の支持がある一蘭のような複雑な味を追求したようなものよりもシンプルであっさり目の豚骨ラーメンが好み。どちらかというとコストパフォーマンスを重視。強いて言えば以前は長浜の元祖長浜屋によく行っていましたが、場所が天神のさらに奥の長浜なので帰省のついでに行くにはちょっと遠すぎですね。

そんな感じなので、これまで会社員時代は博多駅近くの適当な店で食べ、地下鉄で福岡空港に移動するのが常でした。しかし、現在はセミリタイア中で時間はある。なので今回は少し足を延ばしてよりコストパフォーマンスを追求してみることにしました。

ネットで検索した結果、いくつか候補店が挙がりましたが、博多駅からのアクセスを考えて「18いっぱちラーメン博多駅南店」に行ってみました。ここは調べたときにはラーメン1杯250円という激安ぶりでしたが、残念ながら10月からの増税に合わせて値上げした模様。それでも280円と、まだまだ激安と言える水準だと思います。


 場所は博多駅の南側。筑紫口のほうから出て、少し距離はありますが歩いて行けます。実際に行ってみたところ、徒歩で25分くらいでした。バスもあると思いますが、わざわざバス代を払って来るようなところでもないでしょう。店はパチンコ屋に隣接していて、道路側とパチンコ屋側に入り口が2か所ありました。平日の11時半ごろ訪れましたが、店内は先客2人くらいでガラガラ。場所が場所だけに、観光客が来るような店ではなさそうです。


支払いは食券制ですが、うれしいことにpay pay対応。その場合は店に入って店員に声を掛け、バーコードを出してもらいます。メニューはいろいろありますが、普通のラーメン280円を選択。本当は食べ始めてから替え玉するか決めたいところですが、pay payで払いたいので一緒に替え玉も注文。替え玉はラーメンの値段からすると高めの100円ですが、それでも合計380円は格安です。


博多ラーメンというと硬麺やバリカタを注文する人が圧倒的に多いですが、私は「普通」が好み。昔は私も硬麺を注文していましたが、いつの頃からか普通麺のほうがおいしいと感じるようになりました。歯ごたえよりも喉ごしや食感を重視。もし条件反射的に硬麺を注文している人は、一度試してみてはいかがでしょうか。


出てきたラーメンは至ってシンプル。見た目はちょっと寂しい感じですね。高菜のサービスもありません。最初はゴマとコショウをふりかけて食べてみます。味は特筆するようなものはなく、普通の豚骨ラーメン。好みのあっさり目。めちゃくちゃうまいというわけではないですが、普通においしいです。


替え玉は紅ショウガを加えて味に変化をつけて食べるのが私流。これで380円なのでかなり満足度は高いですね。さて、お腹が膨れたところでここから福岡空港への移動ですが、ここも徒歩です。地図を見ればわかりますが、福岡空港は意外に近いです。

店の前のきよみ通りを歩いて行くと、20分ほどで福岡空港が見えてきました。しかし、実際のところここからが遠い。ここから地下鉄駅もある国内線ターミナルまでは、空港をぐるっと回る必要があるため、結構距離があります。


しかしここからがポイント。実はきよみ通りが空港に突き当たるあたりに国内線ターミナルと国際線ターミナルを結ぶ無料シャトルバスの途中停車駅、貨物ターミナルのバス停があるんです。この時は実家で数日間食べて寝るだけの生活をしていたので運動のため敢えて歩きましたが、シャトルバスに乗ればここから数分で国内線ターミナルに到着します(反対方向のバスに乗ればもちろん国際線ターミナルにも行けます)。運行間隔も5分間隔ほどなので待ち時間もほとんどなし。


歩くとさらに30分くらい掛かりますので、これは結構使えるんじゃないでしょうか。博多駅から福岡空港までの地下鉄代260円が節約できる上、その金額+20円でラーメンが食べられる。しかも適度な運動もできるといいことずくめ。みなさんも飛行機で福岡にお立ち寄りの際は是非どうぞ。