2020年6月24日(水)、寒河江川実釣2日目、昨日の釣果で自然に気合いが入り4時前に起床。
すぐに川に向かう。ヒゲナガか結構飛び交っていていい雰囲気。まずは昨日サクラマスを釣ったポイントに入る。
すぐに川に向かう。ヒゲナガか結構飛び交っていていい雰囲気。まずは昨日サクラマスを釣ったポイントに入る。
水位は8.97mと減水。水温は15℃といい状況。ヒゲナガが出ているときに抜群に効く6番サイズのフライをドロッパーに、8番サイズのフライをリードに結んで釣り始めた。期待しながら釣り下るも残念ながら何もなし。
このポイントも2セクションに別れており、続いて下流側。ここは昨日は小さなアタリがあっただけだった。サクラマスが着くにはやや深さが足りない印象。釣り始めるとヤマメがヒット。
続いてまたヒット。ヒットと同時に2度のジャンプ。ニジマスかもと思ったけど寄せてみるとヤマメ。なかなかのサイズなのでネットで掬って計ってみた。
残念ながら尺はなく28cm。これもドロッパーに来た。ただここもこれまでだった。次のポイントに移動。昨日尺ヤマメを釣ったポイントに入ろうと行ってみると先行者が。仕方なく後で行ってみようと思っていたポイントに行ってみる。
しかしそこは浅すぎていまいち。少し流しただけで途中で止めた。さっきのポイントに行ってみると空いていたので釣ってみる。しかしここは反応なし。一旦上がって朝食にする。
今日は曇りの予報だったのに晴れている。釣りづらいけどもう最後なのでがんばろう。次は昨日の夕方に入ったポイント。よさそうに見えるけど何もなし。新しいポイントを探ろうとGoogle Mapの航空写真を見ていると下流部によさそうな場所があったので行ってみる。
かなり早い流れでサクラマスの気配は薄いけど一応やってみる。日が昇りきったのでドロッパーを8番、リードを10番に変更。するとヤマメがヒット。
リードフライに出た。25cmくらいか。やはり丸々太っている。ヤマメの太さでは寒河江川>赤川>鮭川という感じ。エサが多いんだろう。続いてもう少し大きいヤマメが掛かったけど途中でバレてしまった。少し下流によさそうな流れが見えるので徒渉して対岸に渡って釣り始めた。
ここは対岸に木が被さり、手前側の岸際には倒木が何本か沈んでいる。掛かったら苦労しそうだなあと慎重に釣り始めると本当に来た!ドスンという手応えとともに婚姻色に染まったサクラマスが水面に躍り出た。
ここは走られたら終わりのポイントなので何とかロッドのタメを利かせてしのぐ。急いでランニングラインを巻き取り、魚を興奮させないようにゆっくりリールを巻いて距離を縮めた。運よく8番のドロッパーにかかっている。ちょっと安心してファイトできる。
走らせられないのでロッドでプレッシャーをかけ続けて弱るのを待つ。おとなしくなったところでランディングネットを準備。一度掬いそこねたけど無事ネットイン。
やったー、かなりデカい。ネット越しにズッシりと重さが感じられる。計ってみると63cm。サイズは私の自己最高と同サイズだけど、重量はこっちの方がありそう。丸太ん棒のような極太の1本だった。
婚姻色がはっきりと出ている魚。赤川でバラした魚はもっと大きかったような気もするけど、まあなんとかリベンジができた。満足の60アップ。しかしこんなドピーカンの天気でこんな時間にも釣れるものなんだなあ。
次を求めてさらに釣り続けたけどそれまで。11時半頃まで粘ってけどさすがにもう限界なので上がって昼食にする。近くに業務スーパーがあったので買い出しに出かけ、木陰に駐車して昼食としばしの休憩。それにしても寒河江川のポテンシャルはすごいものがあるなあ、本当に来てよかった。
もう満足ではあるけど最後なので渓流にも行っておこうと車を走らせる。近場の支流を覗いてみると水が少ないけど一応やってみようか。6フィートロッドに14番のドライフライで釣り上がる。反応は結構あるけどどうやら魚が小さすぎて掛からない。
ようやく釣れたのは極小ヤマメ。これはダメだと1時間くらい釣ったところで終了とした。本流に戻ってコーヒーを飲みながら休憩し、17時頃から夕方の部を開始。入ろうと思っていたポイントには先行者がいたので他をあたる。
どうしてもサクラマスを釣ったポイントに入りたくなるけど、昨日今日に釣ったポイントで別の魚が釣れるとは考えにくい。ここは新しいポイントかサクラマスの反応がなかったポイントに入るべきだと思えてきた。
なのでまずは尺ヤマメのポイント。しかし反応なし。次は午前中の最後に入ったポイントだけど、集中力が切れて中途半端にしか釣らなかったポイントへ。
ここではヤマメが出た。22、3cmくらい。そして最後はその下流に瀬が続いているのでそこを釣ってみた。浅そうなのでサクラマスは着いてなさそうだけど、ヤマメなら釣れるかも。そう思って釣り始めるとすぐにヒット。そこは踝くらいの浅瀬。
ただ重量感がある。まさかこんなところにサクラマス?夕マズメには瀬に入ってきていてもおかしくはないと思うけど。浅すぎてネットでは掬えそうにないので、岸にずりあげる作戦で流芯に突っ込もうとする魚を浅場に引きずり出す。そして姿を現したのはこれだった。
真鯉みたいにデップり太ったニゴイ。利根川なんかではイヤになるくらい釣れるけど、今回は初登場。ニゴイならこの浅瀬でも納得。そういえば先日鮭川の瀬で掛かったけどバラした魚もニゴイだな、たぶん。ちょっと後味は悪いけど今日はもう大満足。これにて終了とした。