2021年3月13日土曜日

3月上旬のカマス漁(後編)~カマスカレーを作ってみたら激ウマだった

 2日目の2021年3月5日(金)、明るくなり始めた6時前に釣り開始。

お気に入りのポイントにはすでに大型漁船が接岸して作業していたので別のポイントに入った。この日は無風の絶好のコンディション。

カットしたシューティングヘッドの感触をじっくり試しながら釣り始めた。すると意識しないで大雑把に投げるとオーバーターンしやすい。もう少し軽くしたほうがよさそうな感じ。もう1フィートカットしようかな。


6時過ぎに朝日が昇り始める。しばらくして1匹目がヒット。これも30㎝クラスの良型。


ここのところスローリトリーブでよく釣れていたのだけど、どうもアタリがあっても掛からないことが多い。なのでちょっと早めのリトリーブに切り替えると反応がよくなり、2匹目。これは小さいのでリリース。


しかししばらくすると反応がなくなったので一旦車に戻って朝食にした。今度は同じ港内の別の場所に行ってみることに。ここは初めて入る場所。ただ全く反応なし。そのうち堤防先端の一等地が空いたので入ってみるとすぐにヒット!


どうせ釣れないだろうとクーラーボックスを持ってきてなかったのですぐに取りに戻った。しかしやっぱり後が続かない。一通り探ったところでフライを変えてみる。いつもカマス用に使っている3㎝くらいのストリーマーから2㎝くらいの小型フライに変えてみる。

それでまた反応が少しよくなり1匹追加。このフライは日暮里繊維街で買ったフェイクファーをクラウザーっぽく巻いただけのシンプルなパターン。これを根掛かりでなくしたのをきっかけに、以前多用していたラビットチャーリーを久々に使ってみることに。

するといきなり反応が増えて大物がヒット!これまでのカマスとは比べ物にならない引き、もしかすると40㎝クラスか!と思ったのもつかの間、痛恨のバラシ。1号のフロロをティペットに使っていたので切られたかと思ったけど、フライは付いていた。

その後も反応はいいけどなぜかバラシが続く。ようやく1匹追加できたものの、それっきり反応がなくなってここは終了にした。フライには無頓着と思っていたカマス、意外にフライによって反応が違うという新たな発見があった。


その後別の漁港に移動してみるも反応なし。相変わらず腰痛からくる脚の痛みが酷くてなかなか釣りに集中できない。ふいに痛みが襲ってきて立っているのも辛くなり、そんな時はシマノのクーラーボックスに腰掛ける。クーラーボックスがこんなにも活躍してくれることになるとは。。。シマノのクーラーにしてよかった。


しかしこんな状態ではこれから始まる本流釣りも心もとない。何とかしなければ。。。ということで今回は7尾キャッチで30㎝クラスの良型2本を含む6尾キープ。今回もから揚げにしておいしく頂きました。


ただ1食では食べきれなかったので翌日カマスの唐揚げカレー(南インド風)を作ってみたところ、うまー。それはさておき、秋みたいに大きな群れで1キャスト1キャッチはもちろん楽しいけど、この時期のカマスもゲーム性が高くてなかなかおもしろい。大型も期待できそうなのでもう少し通ってみようと思います。