2021年7月21日水曜日

赤川方面へ~2021年山形遠征記4(2日目)

 2021年7月14日(水)、寒河江川の畔で朝を迎えた。

昨夜は始め暑かったものの、雨は降らずなかなか快適な夜だった。5時前に起床、ラジオを聴きながら朝食を済ませ、道の駅に移動して身支度を整える。


さて、これからどうしようか。次に釣りたい赤川はまだ水が多いものの、これから数日は天気が良さそうで、これなら明日には釣りができるかもしれない。今日のところは支流でお茶を濁すとして、赤川方面に移動しておくか。

ということで7時過ぎに寒河江市を出発。国道112号線をひた走る。標高が上がるにしたがって雲が増えてきて路面も濡れている。山の上は雨かも、と思っていたところ、長いトンネルを抜けて鶴岡市に入ると眩しいくらいの晴天。これはラッキー、こっちに来て正解だった模様。


8時半頃赤川流域に到着。まずは昨年入ったけどあまり釣れなかったとある支流を覗いてみた。水量多目で少し濁りもあるけど釣りはできそうなので少し釣ってみることに。水量的にはウェットフライだけど、ここは新作ドライフライを試したいので7フィートロッドにドライフライを結ぶ。


しかし土砂で埋まり気味のこの川、この水量だとほとんど川全体が瀬のようになって釣るポイントがほとんどない。そんな中分流を探っていると小物の反応はあるものの、フッキングしてもすぐに外れてしまう。

何とか15cmくらいのイワナを釣り上げ、今回のファーストフィッシュとなったものの、写真を撮る前に逃げられた。巨大な堰堤の下まできたところでここは終了。新作ドライの感触は悪くなかったけど、もう少しいい流れで試してみないとよくわからない感じ。


さて、次は何度も入っている支流。ここも水が多いけど面倒なので先ほどと同じタックルで釣ってみる。しかしやはりドライでは厳しい感じ。全く反応がないまま、クモの巣に絡まってティペットがぐちゃぐちゃになったところでウェットフライにチェンジ。するとすぐに反応が出始めた。最初に出た15cmくらいの魚はバラしたものの、程なく次の魚が。


22、3cmくらいのイワナ。速い流れに挟まれた僅かな弛みのようなところで出た。そして小物ならいるかも、とフライを投じた小さなスポットからなかなかの手応えの魚が。


細いけどひょろ長いイワナ。尺あるかも、と思って測ってみると29cm。ちょっと残念だけど今シーズンの渓流では一番の大物。


そのあとこれまでの魚とは雰囲気が異なるオレンジ掛かったイワナが釣れたけどこれも写真を撮る前に逃げられた。増水してほとんど岸がないので撮影が難しい。。。

この沢、いつもだともう少し上流まで釣り上がるのだけど、この水量だと遡行がキツいのともう結構満足したので早々に脱渓。車に戻って木陰に移動して昼食。そしてさらに木陰ング(コカギング:木陰でダラダラ過ごすこと)。しばらくするとにわか雨がざーっと降ってきて午後の渓流釣りは止め。

さらにダラダラ過ごして17時前に大鳥川の本流筋を狙ってみることに。ここは昨年8月に何度か入ってみたけどサッパリだったところ。この時期はどうだろう?ここも水量多目で少し濁っているものの、釣りには支障なさそう。


しかし釣れたのは小さなウグイのみ。昨年8月と同じ。やっぱりダメそう。その後赤川本流を見てみたけど水多すぎ&濁りキツすぎでダメそう。18時前に納竿とした。この雰囲気では明日も赤川は無理かな~。それにしても、車内めちゃ暑い!この日早くも北陸の梅雨明けが発表された。南東北の梅雨明けも近いかも。ちょっとヤバそう。