2021年11月25日木曜日

またまた意外な大物が!~南房総釣行2021年11月その2(2日目)

 2日目の2021年11月17日(水)、明け方に車の屋根を叩く雨音で目が覚めた。

またしても天気予報が外れてがっかりしたものの、東の空は明るく、そのうち止みそうなのでラジオを聴きつつゆっくり準備しながら時間を潰す。


予想通り7時ごろには雨も止み、晴れ間も見えてきたところで釣り開始。昨日とは別の漁港にやってきた。ここも最近毎回来ているのだがパッとしない。今度こそはと粘ってみたけど全く反応なし。う~ん、今年はどうも外房側はいまいちな感じ。


移動を決意、内房側へ。まずは昨年少し釣ってみたけど今年は初めてとなる岸壁に来てみたけど満員御礼で入る場所がない。続いて初めて入る河口部でメッキを狙ってみるも、


フグのみ。ここでお昼になったので昼食を済ませ、まだ時間が早いけどいつものカマス港に行ってみる。まずは先日マゴチを釣ったポイントを見てみたけどここも満員。仕方なくマヅメ時に入りたいカマススポットに行ってみるも、ここも先行者多数。


とりあえず空いているところに入って釣り始めた。まずはメッキかアジでも釣れないかとドロッパーシステムで探っていく。するとタイプ4ラインのカウントダウン50秒というかなり深場で何かがヒット。


やはりカマスだった。リードの小さい方のストリーマーにヒット。その後もタナやリトリーブを変えて再びカマス。やはり小さい方にヒット。さらにヒットするも今度はティペット切れ。使っている1号のティペットではカマスには細すぎる。


これは小さいフライがいいのかとドロッパーの大きいほうのフライを外して2号ティペットに小さいフライを結び直して釣り始めたものの、さっぱり反応がなくなった。どうやら大きいほうのフライを発見して着いてきて、結果的に後ろの小さいフライにヒットしてる模様。

どっちにしても魚がカマスとなるとカマス狙いに集中することにして、耐久性重視のカマス用フライにチェンジ。フライサイズ云々よりも、この日はスローリトリーブがいいみたい。入れ食いとはならないまでもコンスタントに釣れるようになった。


そうこうしているうちに一等地の角地は空かないものの、帰る釣り人もちらほらいたので場所を移動。時間が深まったことも相まってか毎投反応がでてきた。しかしなかなかフッキングが決まらず、スローリトリーブのためかフライを飲まれることが多く、合わせ切れも多発。


ここは試しに巻いた超ロングシャンクのフライを試してみることに。全長は3㎝ほどと変わらないけど、4番のストリーマーフックに巻いてショートバイト対策としてみたもの。


さすがにこのフライでは飲み込まれることはなくなったけど、ちょうどカマスの歯がフライに当たるためウィングがたんだん千切れてきてフライのボリュームがなくなっていく。なかなか悩ましいところ。まだまだ工夫が必要みたい。

ロングシャンクフライがなくなったところでいつものフライに戻してスローリトリーブで探っていると、これまでとは比べ物にならない強烈なアタリが!スピード感はないものの、ものすごいトルクで5番ロッドを絞り込んでいく。これは40㎝オーバーの大カマスか?浮き上がってきたのは平べったい魚。


ヒラメ!しかも37㎝となかなかのサイズ。ヒラメとしては小型の部類だろうけど、これまで釣ったことがあるのは25㎝ほどまでだったので自己記録大幅更新!まさか漁港内でこんな魚が釣れるとは!タイプ4ラインのカウントダウン20秒の中層でヒットした。


かわいらしい顔つきだったマゴチと違ってこちらはあくまで凶悪な表情。ヒラメも言わずと知れた高級魚で食べたらおいしそうだけど、これは一人ではどう考えても持て余してしまう。ここはさらに成長してまた釣れてくれることを期待してリリースした。


しかしヒラメが入ってきたためかそれ以降カマスのアタリは途絶えてしまった。少し場所を移動してもう1匹追加したものの、時合いが過ぎたのかさらに移動しても全く反応がなくなった。これで前回のリベンジも達成。もう十分満足なのでこの日も17時前に納竿としたのだった。