2日目の2022年2月16日(水)、自宅周辺はまだ朝は連日氷点下で寒さで目が覚めることも多いのだけど、さすがに南で海辺とあってぬくぬくで朝を迎えることができた。
この時期付き物のフロントガラスの結露もなく気持ちい朝となった。ただ、やはり寒いことは寒いのでゆっくり準備。朝食を済ませて7時過ぎに釣り場に向かった。まずは一昨年にも入ったことのある釣り場。その時はまあまあ賑わっていたのだけど、釣れていないのかこの日釣り人の姿は皆無。
それでも釣り始めたものの、タイプ4ラインの30秒カウントで底に引っかかる感触がありどうも浅すぎる。魚っ気もないのでさっさと移動することに。ただ次にやって来た漁港はこれまた全面立ち入り禁止。そういえばここは一昨年もそうだったような。。。
そんな感じで外房の海岸を南下しながら釣り場を探していくも、立ち入り禁止だったり有料駐車場しかなかったりと、いいポイントが見つからないままとうとういつもの南房総の漁港にたどり着いたのだった。
本当は今回はこの辺りはパスするつもりだったのだけど、他に行く当てもないので仕方ない。ここは今シーズンはほとんど釣れてないところ。一応竿を出してみたけどやっぱりダメ。さらに移動。
こちらも今シーズンは不調の漁港。お昼前まで粘ってみたけどやっぱりアタリすらなく撃沈となった。昼食を挟んで午後からは、夕方に取っておくつもりだったカマス港1に移動。前回の感じからここも期待できないけど、期待のカマス港2は明日に取っておく。
着いてみると、釣れてないのか釣り人は皆無。まずは一等地に入って釣り始めた。すると数投目、中層よりもやや下のレンジ辺りでカツンというはっきりしたアタリが。ヒット!と思ってラインを手繰ってみたけど軽い。あれっ、乗らなかったか?
と思っているとドロッパーの小さい方のフライにハゼが掛かっていた。たまに釣れるんだよなあハゼ。そうこうしているうちに、低気圧が接近しているらしくて次第に西風が強くなってきた。そのうち5番ロッドでは太刀打ちできないほどの強さに。
仕方なく、実績はないけど追い風になる場所に移動。ここまで初日から使っている中小ストリーマーのドロッパーシステムを使っていたのだけど、根掛かりで切れたのを契機に大きめ(と言っても5㎝くらいだけど)のストリーマーに換えてみた。
するとそれが功を奏したのか、今まで反応がなかったところでヒット!サイズはいまいちだけどようやくカマスが釣れたのだった。ただもうほとんど魚は残っていないのか、それ以降は再びパッタり反応がなくなった。
風がさらに強まってきたこともあり、この日は16時半ごろギブアップ。出発前の予報では一番穏やかな天気のはずの明日の朝に期待することにして、この日は早々に車中泊モードに入ったのだった。
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3日目の2022年2月17日(木)、期待も虚しく、強風で夜通し車がぐわんぐわん揺らされてなかなか落ち着いて眠れない中朝を向かることに。前述の通り、出発前の予報では風は収まっているはずだったけど、最新の予報ではこれからがピークっぽい。
明るくなって海辺に行ってみると、漁港内も大荒れでざぶざぶ波を被っている。これではとても釣りは無理。この日は竿を出さずにまっすぐ帰ることになった。ということで本命のカマス港2は素通り。
結局今回は魚こそ釣れたものの、キープしたくなるようなサイズは皆無でクーラーボックスは空のまま。不完全燃焼ではあったものの、外房のポイントが見つかったのでまあ悪くはなかったかな。またそのうち行ってみるとしよう。