2022年7月20日（水）、天塩川の畔で朝を迎える。
天塩川では最後の勝負、とばかりに少し気合いを入れて5時頃起床、6時頃には川に向かったのだが、またしても雨が降りだし車内で待機。結局小降りになった7時半頃から釣り開始。
今回はまだ試してなかった小さいフライを試そうと、ドロッパーに8番、リードに10番のフライを結んで釣り始めた。しかし相変わらずウグイが掛かるだけでニジマスらしいアタリはなし。これで心が折れて天塩川は諦めることに。今回は小ニジすら釣れず完敗。
北海道に来てもう1週間になるけど今シーズンはほんと釣れない。心機一転で北海道にやって来たつもりが、未だレギュラーシーズンの不調を引きずっている感じ。それはさておき、次はオホーツク方面を目指そうと車を進める。
途中名寄市街で買い出しを済ませ、前回いい釣りができた名寄川を覗いてみる。前回良かった場所一ヶ所だけやってみることに。
おぼろ気な記憶を頼りに何とかたどり着き、無事川辺に降り立つことができた。流れは変わってないけど水量が多くてちょっと釣り辛い。
それでもすぐに小物がヒット。ウグイの次に釣れたのはヤマメ。
その後同じくらいのちっちゃなニジマスを追加。一度40cm弱くらいありそうな良型のニジマスが、フライを食い損ねて僅かな感触を残して水面から躍り出た。カスッた程度なのでまだ出るかと少し粘ってみたけどそれまで。夕マヅメまで待てばチャンスはありそうだけどもういいや。
今回は名寄川も空振りだったけど、昼食を食べて移動することに。そのまま名寄川に沿って239号線を東に進む。峠を越えてオホーツク海側に出ると道路の温度計は18℃の表示。この日千葉は猛暑日だったらしいけど、こちらは涼しいを通り越して寒いくらい。
西興部村で239号を離れて滝上町方面へ。今回はC&R区間で有名な渚滑川を釣ってみることに。名寄からは意外と近くて1時間半ほど走った15時頃到着。渚滑川を釣るのは今回が初めて。まずは上流域を釣ってみようと車を走らせ、何とか川に降りられる場所を探し当てた。
川は思ったより規模が小さいけどなかなか良さそうな流れ。ウェットフライで釣り下っていくとすぐにヒット！
まずはお馴染みミニサイズのニジマス。
続いて若干サイズアップ。この辺りの流れ、水量は少ないけどいいポイントが連続。フローリングラインでのウェットフライフィッシングには最適かも。サイズは延びないものの魚影はすこぶる濃くてなかなか楽しめた。
ほとんどが20cmくらいまでの小物だけどこれが一番大きくて28cm。
同じくらいのサイズの別の魚。徒渉を繰り返しながら右岸左岸とどこまでも釣り下っていけそうだけど、そろそろ夕暮れ時も近いので切り上げる。夕マヅメはもう少し下流へ。やって来た場所は瀬が続く本流らしいいい流れ。ここはシューティングヘッドに替えてみる。
しかし、期待しながら釣り下っていくもさっきまでの賑わいが嘘のように反応がなくなり、ウグイのみで終了。最後はいつものパターンか。。。帰りがけ新しめの足跡を発見したので、もしかしたら昼間別の人が入ったのかも。気を取り直して明日もうちょっと頑張ってみようと思う。
