先月行ってきた東北自転車旅の費用などをまとめました。
今回はダホン・ボードウォークでは初となるロングツーリングに挑戦。避暑も兼ねて東北をメインに、青森県の八戸から千葉県の自宅に向けて南下していくことにしました。期間は2022年8月16日から26日までの10泊11日。まずは高速バスで八戸まで輪行し、そこからは主に海岸沿いを釣りをしながら南下し、行けるところまで自転車で行く、期間は2週間前後、というのが大まかな計画。
ただ実際に走ってみると、三陸海岸は思いの外アップダウンがきつくて途中で心が折れ、宮古市からは内陸部に進路変更。盛岡からは北上川沿いを下って仙台へ。そこからは福島の内陸部を通って自宅まで自走するのがメインシナリオでしたが、、、
後半戦の天気はずーっと雨の予報。そんな中自転車で走ってもちっとも面白くないので当初から想定していたプランBに移行。南相馬の原ノ町から水戸までJRで輪行し、水戸から自宅まで再び自走して帰ってきました。
宿泊は500円以下で泊まれるキャンプ場があればそこに泊まり、なければ野宿。時々充電のために快活クラブに泊まる、というプラン。一度間違って800円のキャンプ場に泊ってしまいましたが、東北も無料または格安のキャンプ場が充実していた助かりました。
しかも電源を使えるところも多かったため電池不足に陥ることもなく、結局快活に泊まったのは終盤の宮城県名取市の1泊、それに水戸では地域割りを活用して格安でビジネスホテルに泊まることにしました。ということで費用のほうは、
- 交通費:9880円
- 宿泊費:4048円
- 食費:6723円
- その他:1409円
- 合計:22060円
当初の予算は4万円を想定していましたが、思っていたほど快活には泊まらず、期間を短縮したこともあって余裕で予算以内に収めることができました。もう少し外食するつもりだったのですが、今ひとつ惹かれるものが少なかったというのもありました。
今回の総走行距離は766㎞。11日間のうち、1日は雨で完全に停滞していたため10日間で766㎞、1日平均70~80㎞弱くらい走った計算です。ルノー・ウルトラライト7だと50~60㎞がせいぜいといったところなので、やはり走行性能はボードウォークのほうが上ですね。
ただ、今回直前にサドルを交換したのが失敗だった。一応ポジション出しして快適に走れるようになった状態で出発したものの、それも最初の1時間くらいまで。それ以降はこまめに休憩したり、座る場所を変えたりしながらだましだまし走る感じでした。
もう少し合うサドルだったら、もう少し楽しめたかなあと言ったところ。まあそれでも十分楽しい旅ではありましたが。あと、この8月後半という時期に自転車旅行を計画したのは完全に失敗。
今回も、後半は雨天を避けて早めに帰宅したとはいえ全体的には好天に恵まれて、雨の中での走行はほんの少しで済みました。しかし、、、東北だけに晴れてもそれほど暑くはないものの、とにかく日差しがきつかった。
基本的に自転車に乗るときはショートパンツだったのですが、普段日焼けしていなかった脚は酷いことになってしまいました。一気に日焼けして皮がむけたと思ったらまたすぐに日焼け。おかげで火傷のようになってしまい、痕が残るんじゃないかと心配。
腕や顔もあり得ないくらい真っ黒になって人前に出るのが少しためらわれるほど。真夏のロングツーリングは、まさに降っても地獄、晴れても地獄。自転車旅行は秋から冬にするとして、来年以降の夏は北海道と海外旅行の組み合わせで乗り切りたいと強く思ったのだった。
といいつつもやはり非常に楽しかった自転車旅、早速次の旅に思いを馳せているところ。その前に、今年の渓流シーズンはまだ終わってないので今年最後の山形遠征も画策中。ただ、気分は徐々に海釣りに向かいつつあるのでどうしようかな?それとサドルを何とかしないと。。。