2022年9月17日土曜日

ダホン・ボードウォークにレザーサドルを導入!~ミューラー・ヴィンテージ・サドル

 ルノー純正サドルへの交換は失敗に終わってしまった私のメイン自転車、ダホン・ボードウォーク。

先日の東北サイクリング中はかなりの苦痛で、次のサドルをどうするかをずっと考えながら走っていました。そして次に試してみるサドルの候補はほぼほぼ決定。

東北から帰ってくると一旦すぐに前に着けていたFF-Rレーサーサドルに戻し、これはこれでまだ十分使えるので焦る必要はないと、ポイントがたくさん貰えて安く買えるタイミングを待っていたのでした。

そんなとき、アマゾンのお気に入りに登録しておいたレザーサドルが安くなっているのを発見。これはチャンスと、思い切って買ってしまうことにしました。買ったのはミューラーというメーカーのヴィンテージ・レザーサドル。

以前からBrooksのサドルに憧れがあり、いつかはほしいなあと思っていました。しかし、前回のサドル検討時チェックしてみると、ご多分に漏れず値上がり。数年前は1万2千円くらいだったと思うのですが、2万円前後まで値上がりしています。

高嶺の花がさらに遠ざかっていく。。。そこで同じようなレザーサドルでもう少し手頃なものはないかと探してみたところ、見つけたのがミューラーのヴィンテージ・レザーサドル。価格は1万3千円ほどで手が出ないほどではない。

【ミューラー】ヴィンテージサドル (チョコ) 

このときはルノーのサドルを買うことにしたので、とりあえずアマゾンのほしい物リストに追加しておきました。そして先日いつものようにアマゾンのHPをチェックしていたところ、関連商品でかなり安いものを発見!

【ミューラー】ヴィンテージサドル (ナチュラル)

リストに入れていたのはチョコブラウンのものだったけど、ナチュラルが約8千5百円!見てみると外箱に傷があるだけのアウトレット品。先月はすでに予算オーバーしていたので一瞬悩みましたが、これは滅多にないチャンス。思い切って購入することにしました。

ミューラーのHP

買う前にあらためてこのサドルについて調べてみると、ミューラーという名前からドイツのメーカーかなあと思っていたらどうやら日本の新興メーカーみたい。アマゾンのレビューは少ないし、検索しても情報はほとんど出てこないけど、大ハズレすることもないだろうと購入を決意。


そうして届いたサドル、確かに箱が少し潰れていたけど中身は新品。革の表面にちょっとしたシミみたいなのがあるけど天然皮革なのでそんなものだろう。テンション調整用の工具とごく簡単な説明書、カタログ、それに二度と使わなそうな収納ポーチ付き。


穴あきタイプなので股間は痛くなりにくそう。


重量は約560gとサドルとしては重めだけど、乗り心地がいいならそれくらいは気にしない。乗り心地さえよければ。。。


後ろにMullerのエンブレム。


Brooksとの違いは裏に布が貼ってあることか。たぶん型崩れしにくいんじゃないかと推測。これまで着けていたルノー純正サドルとの比較。一回り大きい。


説明書は英語のみで、手入れの仕方は簡単にしか書いていない。数か月に一度グリースを塗るとしか書いてないけど、カタログにミンクオイルを塗るだけと書いてあったので手持ちのミンクオイルを塗ってみることに。


学生時代に購入した30年もののミンクオイル。昔は革製登山靴の手入れに使っていたけど、もうかれこれ20年以上は使ってなかった。捨てずに取っておいてよかった。塗ると若干色目が濃くなったような気が。。。


そして早速試し乗り。乗ってみた感触は、、、硬い!やはりクッションが全くないだけに座り心地は硬い。ただ、それなりに「しなり」があるせいか、乗っていてもお尻が痛くなることは今のところなし。まだ最長でも1時間くらいしか走ってないけど。


見た目は取って付けたような雰囲気だけど、そのうち焼けてきて色目も落ち着いてくるんじゃないかと思う。あらためてよく見てみると、工具のポーチの裏にも注意書きが。最初は硬いけど、500~800㎞くらいで馴染んでくるとのこと。


まだ100㎞も乗ってないのでまだまだ馴染むまでは時間がかかりそう。じっくり育てていきたい。慣らし運転を兼ねてまたロングツーリングに行ってみようか。そして日本製ではなく台湾製。中国製だったらちょっと微妙ではあるけど、台湾なら十分信頼できるかな。

いずれ自転車は買い替えるときが来るかもしれないけど、このサドルには一生の付き合いになってほしいところ。これでサドル沼から脱出、となってくれればいいのだけど。このミュラーのヴィンテージサドル、ナチュラルなら1万円ちょっとなのでかなりお買い得かも?