2022年10月15日土曜日

ポンチョとの組み合わせに防水シューズカバーを試してみる~カジメイク R-320 防水シューズカバーロング

 ミニベロを愛用している私は、自転車用の雨具はポンチョタイプを持って行くことが多い。

ハンドルまで覆える自転車用のポンチョだと小雨ならほとんど濡れずに済むし、着脱も簡単。フロントバッグに入れておけば降り出したときにさっと羽織ることができる。

風が強いとバタつくし、風圧も強く受けるので車道走行は危険なので本格的なサイクリングには向かないけど、途中ちょっと雨が降るかも、といったようなときには非常に重宝している。ただ、やはり本降りの雨だと膝から下はずぶ濡れになってしまう。

だからといってレインパンツを履くものちょっとなあと思い、シューズカバー的なものを探してみて見つけたのがこれ。

カジメイク R-320 防水シューズカバーロング

靴全体をカバーできるけど靴底部分はなく、長さも膝下までと、ほぼイメージ通りの製品。靴底部分がないので耐久性も心配なさそうだし、少し歩き回るくらいならそのままいけそう。アマゾンのレビューは微妙な感じだけど、値段も安いので買ってみることに。


私は身長170㎝だけど靴は27㎝と大きめなのでLサイズを選択。重量の表記がないのでどんなもんだろう?と期待半分で測ってみると149g。ちょっと微妙な重さ。これで7、80gくらいだったら満足度高かったんだけど。。。


かなり厚手のタフタ生地にPVCコーティングされていて、丈夫そうだけど重いし嵩張る。まあ、最近愛用しているフロントバッグにポンチョと一緒に入れることができたので問題ないけど。縫い目にはシームテープが貼られていて作りはしっかりしている印象。

で、先日雨の中出掛ける用事があったので試してみることに。大雨ではないけど、ちょっと風もある1~2㎜/hくらいの雨の中、往復で2時間くらい走った。するとぱっと見ほとんど濡れてなさそうだけど、結果は膝下は結構濡れてしまっていた。


走っているときから膝が冷たいなあと感じてはいたのだけど、雨自体もさることながら、水溜まりを通るときのタイヤからのしぶきで膝のあたりが濡れて、それが染み込んで膝下全体が湿ってる感じ。

ただ靴は全然濡れていなかったし、ズボンも膝以外は直接濡れたわけではないので速乾性パンツであれば気にならないくらい。泥汚れもほとんどないし、これなら買い物とかちょっとした用事を済ませるくらいならいけそう。ずぶ濡れだとお店に入るのもためらわれますしね。

靴を履いたままだと着脱しにくいのでいちいち靴を脱ぐ必要はあるけど、自転車を漕いでいる分には外れることはなく、シューズカバーとしてはなかなか秀逸。何時間も歩き回るには適してないと思うけど、自転車とかバイク用のシューズカバーとしてよさそう。

靴を濡らしたくない場合は、レインパンツの下に装着していればほぼ完璧に防水できるんじゃないかと思われる。という感じで、当初の目的からするとやや微妙な使用感。自転車旅行に持って行くかと言われれば、持って行かないかな。

これだったら、ちょっと履くのは面倒だけどウィンドパンツのほうが軽いし、ズボンを洗濯したときの代用にもなるので。夏場など本格的な雨のシーズンだったらどっちにしてもセパレートタイプの雨具を持って行くことになるし。

ということで、ほぼ確実に雨に降られそうな次回のサイクリングには持って行かないことにした。ただこれはこれで、日常生活の中でどうしても雨の中自転車に乗らないといけないようなときには活躍しそうなので、悪くはない買い物だったかな。