2022年10月31日(月)、今週はいよいよ本格シーズン開幕となりそうな海釣りへ。
明日11月1日は雨も降りそうな予報だけど、3日(木)は祝日で混みそうなので、それを避けて月~水の2泊3日の予定で出掛けることにした。朝から出発し、いつものように南房総方面を目指すものの、月曜だからかいつもより車が多くて思うように進まない。時間がもったいないのでこの日は内房から釣りをスタートすることに。まずは以前良型アジを連発したアジポイントをチェック。
この日はものすごくいい天気なんだけど相変わらず風が強い。なので今回も7番タックルを選定。ポジション的には左手側からの風なのでキャスティングは安全にできるものの、まともに投げられないし、投げた後もリトリーブのテンションが分からないほど。
どうやら今回もアジは留守っぽいので、早々に見切りをつけて同じ港内の別の場所に移動。こちらはヒラメ狙いのルアーマンが多いところだけど、追い風になるポジションが取れる。すると数投目、リトリーブするフライに魚が着いてきている。
リーダーがトップガイドに入る直前、竿先を煽って最後の誘いを行うとパクっと喰いついたもののフッキングせず。25㎝くらいの魚だったけどアジだったか?その後リトリーブパターンをいろいろ試していると、ファーストリトリーブでようやくヒット!
釣れたのはセイゴ。セイゴは夜やマヅメ時はゆっくりめのリトリーブが効くような気がしていたけど、昼間はそれだと見切られている模様。疲れるので少しリトリーブ速度を落とすとチェイスはするものの、喰いついてこない。
かと言って全速力でリトリーブすると1キャスト3バイトくらいはあるのだけどなかなかフッキングしない。大きめのフライをやや沈めてみるとようやくコンスタントに釣れるようになった。ただ釣れるのは20~25㎝、せいぜい30㎝弱のセイゴ。
カマスよりは引き味はいいし、それなりにおもしろいのだけど全速力のリトリーブで釣るのはちょっと割に合わない気がする。慣れないツーハンドリトリーブも試してみたけどうまく合わせができないのでいまいち。
フライを小さくすれば見切られずにリトリーブ速度を落とせるかとも思ったけどやっぱりそれだと反応しない。ようやくコツが掴めてきたところで疲れたし飽きてきたのでセイゴ釣はこのくらいにしておいて、大きく移動することに。
次にやって来たのは昨年ショゴっぽい魚をバラしたポイント。日が傾いてきて風も少し収まり、釣れそうな雰囲気はある。しかし魚っ気はなく、昨年のヒットフライ、シュリンプ系のフライややや大きめのストリーマーを引っ張っても反応なし。
小物狙いで中小ストリーマーのドロッパーシステムを試していると何かが引っかかっている。上げてみると、
ちっちゃいハゼ!全く引かないし重さもほとんどないのでゴミかと思ったけど、ちゃんとリードフライの16番フックに巻いた極小ストリーマーが口に掛かっている。
ただここはそれまで。夕暮れが迫る17時前に納竿し、この日は近くで車中泊とした。もう少し大きければなおいいのだけど、この日は久々にセイゴの数釣りを堪能してまあまあ楽しめた一日となった。