相変わらず続いている私のクラシック音楽ブーム。
最近は嗜好が変わってきて、クラシックの本流ドイツ系音楽のさらに本流とも言うべき交響曲にどっぷり浸かっている。老後の楽しみに取っておこうと思っていたベートーヴェンやブラームスも一通り聴いて、今はブルックナーとかマーラーにはまっているところ。とは言えベートーヴェンの交響曲だけでも、9曲しかないのだけど音源はそれこそ無限にあって、とても一生かけても聴き切れるものではないだろう。なんという豊かな鉱脈を発見してしまったのだろうか。
それはさておき今回は2か月ぶりとなるクラ活(クラシックコンサート鑑賞活動)。ほぼ地元と言っていい千葉ニュータウン・フィルハーモニーオーケストラの第31回定期公演に行ってみることにした。
これは確か大人一人1000円くらいの有料コンサートなのだけど、チケットプレゼントが当たったのでタダで観られるのだ。ということで南九州自転車旅から戻って間もない2022年12月11日(日)、ダホン・ボードウォークで朝から自宅を出発。
会場は白井なのだけど、買いたいものがあったので柏に立ち寄ってから向かう。まずは時間調整も兼ねて、ネットカフェのBAA@SE柏へ。
ここは30分170円でドリンクバーとソフトクリームがあるので休憩や時間つぶしに最適。寒い冬場、温かいスパイシーオニオンスープを飲みながら食べるソフトクリームもなかなか乙なものです。
さて、買い物を済ませると国道16号線を走って白井方面へ。会場の白井市文化会館に向かった。なし坊ホールという大ホール。白井にもこんな立派なホールがあるんですね。
今回のプログラムは前半がウェーバーの序曲とシューマンの「序曲、スケルツォとフィナーレ」という小交響曲のような作品。後半のメインディッシュがシベリウスの交響曲第2番というなかなか豪華なものだった。
ただ、勢いのあるウェーバーやコンパクトにまとまったシューマンはよかったものの、大曲のシベリウスは途中ちょっとダレるようなところもあって大満足とまではいかなかった。
たぶんアンコールもやってくれたんだろうけど、暗くなる前に帰りたかったのでレギュラープログラムが終了した16時前に会場を後にした。それでも近所で、それもタダで素敵な音楽に浸ることができて充実した一日となった。また機会があれば行きたいものですね。