2023年もカマスでスタート～南房総釣行2023年1月（2日目）

 2日目の2023年1月12日（木）、車中泊場所に近い昨日の漁港は釣れる気がしないので、この日は新規ポイント開拓のためまだ行ったことがないエリアに車を走らせてみる。

しかしやっぱり立ち入り禁止の漁港が多くていい場所が見当たらない。

結局以前一度入ったことがあるとある河口部で竿を出してみることに。ここはメッキ狙いのつもりだったのだけど、見るとクロダイが泳ぎ回っているのでクロダイ狙いに変更。以前巻いてフライボックスの片隅に眠っていたマーキンクラブ（カニフライ）を投げてみる。

しかし全く相手にされず、フライを落とすとさーっと散っていく。もう少し底を突っつくなど、積極的な捕食活動をしていればまだ勝機はありそうなものの、エサを探してはいるんだろうけどただ泳ぎ回るばかりのクロダイを釣るのは難しそう。

回遊ルートを読んでかなり先のほうにフライを落として待ってみたりもしたけどらちが明かず、全くお手上げ状態だった。そんなこともあり、10時過ぎには午後から行こうかと思っていた本命のカマス港に来てしまったのだった。

まずは前回カマスのほかアジも釣れていい思いをしたポイントに行ってみたものの先行者ありで入れず。仕方なく初めてのポイントで竿を出してみる。タイプ4のラインでカウントダウン10秒、20秒と探っていくと30秒で反応が。

すると案の定次のキャストでヒット！2023年も初物はカマスとなりました。ただやはり秋の盛期みたいにバンバン釣れることはなく、粘り強く広範囲に探ってぽつぽつと拾っていく感じ。

反応がなくなったので移動してみると、一度アタリはあったのだけどそれっきり。4、50㎝くらいありそうなネコザメっぽい魚がなぜか表層を泳ぎ回っていたので試しにフライを投げてみたけど全く無視された。

午後からはいつものお気に入りポイントへ。釣り人は疎らだけど一等地には先客があるので2等地や3等地を探っていく。しかし、いればすぐに反応があるカマス、全くアタリもないので今日はダメな日っぽい。

粘ってもダメそうなので、前回行けずに心残りだった今回の大本命、カマス港2に移動することに。するとこちらは釣れているのか大賑わい。何とか隙間に入って釣り始めたものの、のんびりフライフィッシングを楽しめる状況ではなく、空いている場所に移動。

こちらはゆったり竿を振れるものの、反応は渋い。そのうち時合いが来るかも、と暇つぶしを兼ねていろんな色のフライを試してみる。いつもはほぼ100%チャートリュースのフライしか使わないのだけど、カマスでもフライの色で釣果に差があるのかと、今回はいろんな色のフライを巻いてきているのだ。

しかし、16時頃だっただろうか、突然アタリが出はじめて連続ヒット！群れが入ってきたのか、それとも時合いがきたのか。ただそれも一瞬で終了。結局釣れるときはフライの色など関係なく釣れる感じ。

まだ釣れそうではあったものの、風もあって日が傾いてくると寒くなってきたので16時半ごろには納竿とした。ということでまたまたカマスではあったものの、2023年シーズンも無事開幕となりました！