2023年3月4日土曜日

プドゥコッタイからラメーシュワラムへ~南インド周遊旅行2023(21日目)

 2023年2月25日(土)今日はラメーシュワラムという町まで移動する。

バスは6時発とのことで、4時に目覚ましをかけていたところ、珍しくアラームの音で目が覚めた。荷物をまとめて4:50ホテルをチェックアウト。バススタンドに向かった。


プドゥコッタイのバススタンドも町中にあって便利。バススタンドのチャイ屋で揚げ菓子とチャイの朝食にする。


この揚げ菓子はボリュームのあるクッキーという感じで食べ応えがあった。2個でお腹いっぱい。全部で30ルピー。


ラメーシュワラム行きは6時発と聞いていたのだが、これだと言われて5:20頃やって来たバスに乗り込むと、5:30プドゥコッタイを出発。早めに来ておいてよかった!


6時過ぎにようやく日が昇り始める。プドゥコッタイからラメーシュワラムまでは
163ルピー。これも各駅停車の鈍行バスだけど、早朝だからか順調に進んでいる模様。


ラメーシュワラムはインド亜大陸南部からスリランカ方面に延びる半島の先にある島で、本土とは道路と鉄道の橋で結ばれている。ただ現在は鉄道は橋の手前までしか運行されていない。どうやらすぐ横に新しい線路を作っている模様。


島に上陸!


5時間ちょっと掛かって
10:40ラメーシュワラムのバススタンドに到着。ここから町までは2kmくらいなので歩いていく。


ラメーシュワラムは叙事詩「ラーマヤーナ」の舞台となった場所でヒンズー教の聖地。

その中心がこののラーマナータスワミ寺院。小さな町だけど車とリキシャとバイク、それにインド人旅行者でごった返している。この辺りでホテル探しを始めるも、これが難航。土曜日のためか満室のところが多いし、空室があっても700~800ルピーと高い。


町をぐるっと一周半くらい回ってようやく決着。Sumathi Lodgeというホテルで800ルピーのところ、2泊する条件で1泊600ルピーで泊まれることになった。確かにこれまで泊まってきた部屋よりも格段にいい部屋ではあるけど、それでも高い。


と言っても600ルピーでも1000円もしないのだけど。後で気づいたのだけど、巡礼者向けの安宿っぽいところもあったのでそっちを当たってみた方がよかったかも。


既にお昼を回っているので荷物を置いてすぐに昼食に出掛ける。メインストリートをぶらついて「ミールス」の看板が目に入った食堂に入ってみた。Udhaya Lodgeというホテル兼食堂のよう。


ミールスを頼むと何だかパッとしないものが出てきた。
110ルピーとのことだけど、これなら75ルピーくらいのクオリティーか。やはり旅行者相手のお店という感じ。ただ、ご飯をお代わりしたときにかけてもらったラッサムという酸っぱ辛いスープはなかなかおいしかった。


その後ラーマナータスワミ寺院はお昼の時間帯は閉まっているようなので、町外れにあるラマールパタム(Ramar Patham)という寺院を見に行ってみることに。


炎天下のもと3kmほど歩く。町から離れているので閑散としている。


しばらく歩くと向こうにお寺と大量のバスやリキシャが見えてきた。どうやったらここまで歩いてくるインド人はいないみたい。


沿道には露店が並ぶ。


サンダルを脱いでお寺に登ると、


ここは小高い場所にあるのでまあまあ眺めがいい。


ただ期待していたほどではなかった。


町に戻って海の方に行ってみる。


これは遊覧船かな。


聖地なのでお寺の前のビーチはガートのようになっていて、沐浴している人の姿も。暑いので海水浴かもしれないが。


寺が閉まっているので、町も昼休みに入ったような気だるい雰囲気が漂う。天気が良すぎてヘロヘロになってホテルに戻った。


いつものように水浴びと洗濯を済ませると、18時過ぎに夕食がてら散歩に出掛けた。今後はラーマナタスワーミ寺院に行ってみる。
南門から中に入ってみると、


長い回廊が続いている。この奥に本尊があるようだけどあまり興味がないのでほどほどにして外に出た。


こちらは多分正面の東門。


縁日のように賑わっている。


海の方に行ってみると、


こちらは静粛な雰囲気。


さて、そろそろ夕食にしよう。夕食はドーサを焼く煙が食欲を誘うSelvi Restaurant という店にやって来た。ここは観光地らしからぬ小汚い雰囲気が好みの店。昨日で味を占めてパロッタとエッグマスを注文してみた。


すると出てきたのは青唐辛子入りのスクランブルドエッグのようなもの。イメージとは違ったけど、これはこれで激ウマ!多分普通の日本人には食べられないくらい辛かったけど。パロッタ5枚で75ルピーと価格も良心的でここは大当たりだった。


帰りにチャイを飲んで戻る。10ルピー渡すと「12ルピーだ」と言われたのだけど、小銭がなかったので10ルピーにまけてくれた。わりと大雑把というか、おおらかなところもあるのがインド人のいいところ。