2023年3月5日(日)、今日はアレッピー(アラップーラ)から海岸沿いを北上してカリカット(コーリコード)という町に移動する。
列車は8:15発なのだが、アレッピーの駅は町中から4、5km離れているので早めの5時半に起き、6時半にホテルをチェックアウトして出発。バススタンドに行ってみると、駅に行くバスはプライベートバススタンドから出るとのこと。1kmほど離れたプライベートバススタンドまで歩く。
間もなくバスがやって来て乗ることができた。アレッピーの市バスはそもそも窓にガラスがないオープンエアーなバス。雨の時は上に巻いているシートを下ろすのだろう。プライベートバススタンドから駅までは13ルピーだった。
7:50アラップーラ駅に到着。
まだ時間があるので朝食を食べようと思ったが、まだお腹が本調子じゃないのでチャイだけにしておいた。12ルピー。
列車は20分遅れの8:35アレッピーに到着。今回は2等席でアレッピーからカリカットまでは145ルピー。
この車両は3列の独立シートバージョンだった。
途中結構遅れていたものの、終点のカリカットには5分遅れまで挽回して13:00着。早速ホテル探しに掛かる。しかしここでも苦戦。
ここも観光地じゃないだけに外国人不可のところばかり。マネージャーは泊まらせてくれそうだったのに、奥からオーナーっぽい人が出てきてダメだと言われると心底ガックリくる。
それでも何とか泊まれるところが見つかった。Priya Lodgeというところ。部屋はくたびれてはいるけど明るくて清潔な雰囲気。400ルピーくらいが妥当な気がするが、言い値550ルピーを500ルピーに値切って妥協した。
時刻はすでに14時を回っている。荷物を置いて昼食へ。ホテル探しの途中で見つけたKalavara Hotel という小さな食堂に行ってみた。ミールスとフィッシュフライを注文。
フィッシュフライは色んな種類のフライをお盆に載せて持ってきてくれた中から選ぶスタイル。今回は大きめ魚のぶつ切り(輪切り)を選んだ。
これはカツオっぽくてなかなかうまい。ここも粒の大きいやや黄色み掛かったお米が印象的。こちらは特においしい訳ではないが。お腹の調子を考慮してお代わりは止めておいた。110ルピーと良心的な値段で満足。
ホテルに戻ろうと歩いていると、狭い路地に人だかりを発見。近づいてみるとがらくた市のよう。
一番人が集まっていたこちらはスマホのバッテリー屋。山のように積まれた中古バッテリーの中から自分のスマホに合うやつを見つけ出し、その場で試している人も。
その他ゴミにしか見えない照明器具とか基板のようなものとか。こちらはCDとかレコード。
その先には普通の商店街が続いて賑わっている。服とか靴、バッグなど特におもしろいものや珍しいものは見当たらないけど、観光地よりもこういう町を歩く方が楽しい。
こちらは野菜や果物の市場。
チャイを飲んで一服し、ホテルに戻る。ここは屋台だけど12ルピーだった。水浴びと洗濯を済ませ、19時過ぎに夕食へ。この辺りマラバール海岸沿岸はビリヤニでも有名なところ。そんなマラバールビリヤニを求めてGoogle mapで評価が高いHotel Rahmathに行ってみることに。
ビーフビリヤニのハーフを注文。バスマティー米ではない小粒な長粒米が使われたあっさりめのビリヤニだった。ミールスは大粒の短粒米なのにビリヤニは小粒な長粒米というのがおもしろい。ボリュームもハイデラバードなんかに比べるとかなり控えめ。
いつもだったら物足りない気分になりそうだけど、今日のところはちょうどよかった。94ルピーと値段もまずまず。ホテルに戻る途中、近くのお寺から楽団を伴った行列が出てきた。しばしそのハイテンションな音楽を楽しむ。
ところでTiffyを飲んでいるおかげか鼻水は止まったものの、下痢が酷くなっているのが気になる。明日起きたらすっかりよくなっていてくれるといいんだけど、日増しに暑くなっていく南インド、今夜もファンは止められそうにないし、そう上手くは行かないんだろうなあ。。。