2023年3月21日火曜日

無念のインド最終日〜南インド周遊旅行2023(38日目)

 2023年3月14日(火)、いよいよインド滞在も今日が最終日。

明日未明01:15発の便で乗継地のシンガポールに向かうことになる。ただ残念ながらここにきての体調不良。昨夜は夜中にトイレに駆け込むことはなかったものの、朝になっても空腹感はなくやはりお腹の調子は万全ではなさそう。


今日も朝食は抜くことにして、8時過ぎにチャイだけ飲みに出掛けた。前回も毎日通った8ルピーチャイの店。その後ホテルに戻って再びベッドの上でダラダラ過ごす。そろそろ体調は問題なさそうではあるけれど、やはりお腹が減らないので念のため昼食もパス。


この調子だと夕食も無理そう。しかし、このままインドを離れてしまうのも名残り惜しすぎる。せめてもと夕方から散歩に出掛けることに。ハイデラバード駅西側のムスリムエリアに向かった。


再び食べるのを楽しみにしていたAlhamdulillah Hotel。もう一度ビリヤニを食べたかったな~。あと他のメニューも。またいつか戻って来たい。


こちらも何度か通ったTabanda Cafeでイラニ・チャイを飲む。多分練乳を使ったチャイで15ルピー。


その後、夕食は無理だとしてもさすがに明日の朝は大丈夫だろうと朝食用に何か買っていくことに。ぶらついていると見つけたのがハイデラバード独特の四角いナン。


作っている店は見かけるものの、食事ができる場所がわからず心残りだったのが、道端で小売りしているのを発見。何かしらカレーと一緒に食べたかったところではあるけど、そのままでも食べられないことはないだろう。1枚12ルピーで4枚購入。


ホテルに戻り、17時半にチェックアウトして出発。帰りもアフザルガンジ(Afzal Ganj)まで歩き、バスを乗り継いで空港に向かう作戦。


18時過ぎにアフザルガンジのバススタンドに到着。ここからまずはシャムシャバード(Shamshabad)に向う。ジュース屋の人に聞くと待つように言われ、しばらくしてやって来たバスがシャムシャバード行きだと教えてくれて、ここではすんなりと乗ることができた。


18:20アフザルガンジ発、シャムシャバードまでは35ルピーだった。


40分ほど走って19:12シャムシャバードに到着。しかし、ここから空港行きのバスがあるはずなのだが、待てど暮らせど来ない。見逃している可能性もあるが、ほとんどの番号のバスに確認したけど空港には行かないという。


チャイ休憩を挟みつつひたすら待ってみたものの、さすがに2時間以上待って来ないのはおかしい。声を掛けてくるリキシャドライバーはみな空港まで250ルピーと言うが、100ルピーで行くというバイクが見つかったのでお願いすることに。バイクが捕まってよかった。


21:50空港のバススタンドに到着。ここから空港までは無料のシャトルバスがある。


22:20ようやくハイデラバード空港に到着。余裕をみて出発しておいてよかった。シャムシャバードで夕食を食べるという選択肢もあったけど、やっぱりそれほど空腹感がないのでやめておいた。結局この2日間はドーナツを食べた他はチャイを飲んだだけとなってしまったのだった。


出国時のセキュリティチェックでチタン製マルチツールを没収される。主に栓抜きとして使っていたものだけど、6角レンチの機能もあり、インドでは工具類の機内持ち込みは不可とのこと。


これを持って今まで何度インドに入出国したかわからないくらいなのに何で今さら?これまで長い間共に旅してきた道具だけに痛恨の極み。買い直せばいいって言うもんじゃないんだよなあ全く腹が立つ。


一応かなりゴネてみたけど返してくれるわけもなく、諦めるしかない。スクートのシンガポール行きはほぼ定刻の1時半頃ハイデラバード空港を出発地。

今回の南インド食い倒れ旅、最後の最後で全く食べられなくなるという無念の結果に終わってしまった。ケララ州でも風邪で食欲減退の時期はあったものの、それ以外は南インド料理を食べまくったのでまあよしとしたい。そのうちまた戻ってくる機会もあるだろう。