2023年8月18日金曜日

アグラ2日目〜北インド周遊旅行2023(32日目)

 2023年8月11日(金)、この日はタージマハルのお膝元アグラで朝を迎えた。

屋上からタージマハルが見えるのが売りのHotel Sai Palace、朝イチに拝んでおこうと6時頃起きて階段を登るも、屋上の鍵が閉まっており出られず、ガックリ。


気を取り直して7時過ぎに朝食へ。ビリヤニの屋台が出ていたので朝からチキンビリヤニ。


うまかったけど、朝から吹っ掛けられて120ルピーとか言ってくる。最終的に90ルピーになったけどそれでも高すぎ。食べる前に値段を聞かなかったこちらの負けだけど朝っぱらから気分が悪い。チャイとか屋台の軽食とかでいちいち値段聞くのも面倒くさいし、これだから観光地は嫌になる。


気分転換にTaj view pointまで散歩。


朝日に輝くタージマハルを拝む。


さて、今日は改めてアグラ・フォート駅裏の旧市街の散策に出掛けた。今日は駅前を通り過ぎて少し先で線路下をくぐって旧市街へ。


狭いアンダーパスの中にも露店が出ていて大混雑。


お昼前のこの時間、さすがに昨日とは打って変わって凄い賑わい。


そんな雑踏の中を当て所もなくぶらぶら歩き回った。


ハリームの屋台が出ていたので食べてみる。1杯10ルピー。


ここのは以前ハイデラバードで食べたような山芋のような粘り気はなく、カレー味の濃厚なポタージュといった感じ。うまいけどまあ値段なり。


ジャマー・マスジットに入ってみる。


日陰になっている廊下の部分でしばし休憩。この日は暑くて天気もよく、敷物がないところは熱くて裸足では歩けないほどだった。


街角の向こうに見えるねぎ坊主が何ともエキゾチックな雰囲気を醸し出す。


道の両側に味のある建物が並ぶ。この辺りはスパイスの店が並んでいて、歩いていると色んな匂いが漂ってきた。


歩き疲れたのでそろそろ昼食にしよう。


ジャマー・マスジットの前にある食堂に入ってみた。ここのところのお気に入り、マトンキーマを注文。


やっぱり油っこくて濃厚なカレーにはナンやタンドーリロティが合う。ボリューム満点のタンドーリロティを2枚食べるとお腹いっぱい。140ルピーとやや高めだったけど、吹っ掛けているわけではなさそう。マトンキーマ120、ロティ1枚10という値付けかな。これは満足度の高い逸品だった。


帰りは駅の高架を越えてフォート側に戻る。


Google mapにRail bridgeというのがあったので東に歩いて川沿いまで行ってみると、


線路の脇に通路があって歩いて鉄橋を渡れるようになっていた。


上流側に新しい橋を建設中。


残念ながらタージマハルやアグラ・フォートは線路と鉄枠越しの眺めとなる。


線路の向こう側に退避場所のような所もあったけど、ちょっと怖かったので行くのは止めておいた。わりと列車も通るし。


洗濯屋なのか、大量の洗濯物を川で洗濯中のじいさん。こんなドロドロの川で洗ってきれいになるのかちょっと心配になる。


やたらと長い貨物列車がやって来た。ラージャスタンを出てからここのところは涼しくて過ごしやすかったのだが、この辺りは内陸性の気候なのかめちゃくちゃ暑い。この日は手元の温度計で36℃くらい。日陰を選びながらホテルまで歩く。


アグラ・フォート前の中央分離帯の住人。ここは一日中木陰になっていて過ごしやすそう。今日もサムズアップコーラを買って部屋に戻った。19時過ぎに夕食へ。


何を食べようかとぶらぶら歩いていたところ、以前6年半日本に住んでいたという日本語ペラペラのインド人に会ってチャイを飲みながら1時間ほど雑談。イスラム教徒の彼はモディ政権は最悪だと熱心に語っていた。程々で切り上げて夕食へ。昼間見つけたビリヤニ屋に行こうとしたけど見つからず、結局昨日も食べたMukeem Briyani Cotnerに入った。


ここは(たぶん)ビーフビリヤニ1択。やはりちょっと濃いめの味付けだけどうまい。50ルピーでコスパは抜群。吹っ掛けられると思うとチャイを飲む気も失せるアグラ。おとなしく部屋に戻ってマンゴーを食べると、満ち足りた気分になって床に就いたのだった。