2023年11月24日金曜日

枕崎市からいちき串木野市へ~南九州自転車旅2023年11月(10日目)

 2023年11月17日(金)、枕崎市の火の神公園キャンプ場で迎えた2日目の朝。

昨夜は風雨ともかなり強まったようだが、ほぼ360°木立ちに囲まれた立地のおかげで快適に過ごすことが出来た。7時頃起き出して食パンとココアの朝食を済ませ、外に出てみると晴れてきている。


天気次第ではここでさらにもう1泊することも考えていたが、これで出発を決意。しかし荷物を片付けていると早速雨が降り出した。


東屋に逃げ込んでどうするべきか悩んでいたところ、再び晴れてきたので8時半前に出発。


今日はいちき串木野市まで走る予定。海沿いルートはかなり遠回りになりそうなので内陸を通る国道270号線を走ることに。


この道は交通量が少ないのでまだマシだが、大型トラックも多くてこれまでのような快適サイクリングは期待できそうにない。


やがて山越えルートに突入。


しばらく進むと雨がポツポツと落ちてきた。これはやばいかも、と雨に備えて道端のバス停でズボンをウィンドパンツに履き替えておくことに。最初からそうしておけばよかったものを、道端でズボンを脱いで履き替える羽目に。


すると案の定雨は本降りに。素早くレインジャケットも着込んだが、雨に加えて吹き付ける強風に耐えられずファミリーマートの軒先に退避。ここでタバコを吸っていたおっさんに話しかけられ、雨雲レーダーによるとこの雨はじきに止んで、次は3、40分後に降り始めるという。


ホンマかいなと思っていると本当に止んで青空が覗いてきた。これはチャンスとすぐに出発。


途中で脇道に逸れてショートカットルートに入った。ここは交通量は少ない快走路だったが、遮るものがない畑の中の道。おっさんの言っていた通り、あれから40分後の10:40頃再び雨が降り出し、雨風に打たれる厳しい道のりとなった。


再び晴れてきた270号線に復帰。しかしこのまま晴れてくれるのでは、という淡い期待も虚しくまた激しい雨が降り出した。


ちょうどお昼時、這々の体で駆け込んだのは日置市のひよし食堂。すでに混雑している繁盛している店だった。


定食系と迷った末チャンポン550円とライス大150円にした。チャンポンはスープのパンチが足りないので大量のコショウを投入して味を調整。これで美味しくなり、今回も満足の昼食700円となった。


ひよし食堂を出るとまたまたいい天気に。まあでもまた降るんだろうな。この辺りの国道270号線はアップダウンが続き、殆ど平坦なところがないくらい。しかも強烈な向かい風に、下りでも漕がないと進まない。


大荒れの海沿いに出る。更に風が強まり、1速で10km/hくらいしか出ない。


そして13時半、国道270号線が終わり、九州の大動脈国道3号線に合流。


そこからしばらく走って脇道に進み、


やって来たのは今日の宿営地、観音が池市民の森キャンプ場。14時前に到着。ここも無料のキャンプ場で、管理元の石原建設に電話したところ、特に手続きなしで勝手に泊まっていいみたい。


どこにテントを張ろうかと吟味していると、あれほど晴れていたのにまたまた雨。しばらく東屋で待機して、止んだところで素早く設営。そろそろお風呂に行きたいところだが、天気が不安定過ぎるので今日は我慢してもうテントに引きこもった。


夕食は昨日の残りの小魚揚げ。さて、日程に余裕があるので明日もここでもう1泊する予定なのだが、ここでも私のSIMは電波が入らない。明日も天気がイマイチで釣りも無理そう。どうしたものか。。。


  • この日の走行距離:63.0km