1年ちょっと前に車中泊用のヘッドライトを買い替えたばかりなのだが、先日の山形遠征中にまさかの故障。
ライトが暗くなってきたので電池を入れ替えたところ、それっきり点灯しなくなったのだ。別の電池に入れ替えてもダメなので本体の故障だろう。過去記事:車中泊用のヘッドライトを新調した~ジェントスGD-002D
まさかLEDのヘッドライトか故障するなんて考えもしなかったが、LEDでも電球が切れたのか、あるいは内部で断線でも起きたのか。室内灯がある車内とは言え、長い車中泊生活にヘッドライトはなくてはならない必需品。
とりあえず翌日にどこかで買い直そうかと思っていたところ、ふと以前夜釣りやイブニングで真っ暗になるまで釣りをしていた頃の名残りでトランクに別のヘッドライトがあるのを思い出した。もう何年も使ってないのでとっくに電池が切れているだろうと恐る恐るスイッチを入れてみると、、、
無事点灯!これは単4電池3本を使用するタイプで、私の車中泊では電池は単3に統一しているので予備はない。ただそれ以降1週間くらいたっても消えることなく持ってくれて、今回の遠征を無事終えることができたのだった。
一応GD-002Dの前に使っていた同じジェントスの単3電池1本で使えるヘッドライトもあるのだが、明るすぎるのと電池の持ちが悪いのが不満。それは予備に持っていくとして、帰ってくると次回の遠征に向けて代わりのヘッドライトを物色してみた。
わりと気に入っていたジェントスのGD-002Dはすでに製造中止で、まだ売っているけど値段は前回買ったときの1.5倍くらいになっている。後継のGD-102Dは明るくなって点灯時間が短くなっているので問題外。
GD-002Dが壊れたこともあってジェントスに対する信頼がやや揺らぎ、別のメーカーも物色してみた。単3電池1本で動くヘッドライトはそれほど多くない中見つけたのがタジマのLE-M091Dというモデル。
値段も1000円ちょっと手頃でこれを買おうかと思っていたけど点灯時間が15ルーメンのローモードでも8時間と短いのが難点。そんな時見つけたのが今回買ったジェントスのCP-34DD。これは単3電池と単4電池どちらか1本で使えるという珍しいモデル。
車中泊だと単3しか使わないので電池の切り替え機能はどうでもいいのだけど、電池明るさ3段切り替えで、最小の10ルーメンだと60時間も持つという(単3の場合)。明るすぎず長持ち、これぞ車中泊用のヘッドライトに求めていた性能。
ただ難点は、ヘッドバンドが通常の鉢巻き型で頭頂部のオーバーヘッドバンドがないタイプ。キャンプ用だったら軽さ重視でそっちの方がいいのだが、車中泊用だと快適さ(ベルトをゆるゆるにしてもズレ落ちない)を重視してオーバーヘッドバンドタイプが好み。
しかし写真をよく見ると、付属のベルトは鉢巻き型だけど本体にはオーバーヘッドバンドを掛けられるフックが付いているではないか!これはもしかすると究極の車中泊用ヘッドライトか、と結構高いのだが思わず買ってしまったのだった。
レビューを読むと電池交換が面倒とあったので少し不安だったが、実際はそうでもなさそう(個体差がありそうだけど)。本体のキャップの中に中栓のようなアダプターがあり、これを反転させることにより単3と単4を切り替えられる仕組み。
電池を交換するときいちいちこれを引っ張り出さないといけないのは手間だけど、私のはスムーズに外れるのでそれほど問題はなさそう。夜車内灯のもとでも交換可能だろう。重量は電池込みで81gとまあまあ軽量(ベルト交換前)。
早速ベルトをGD-002Dのものに付け替えた。ベルトの幅が違うけど全く問題なし。先日の車中泊釣行で使ってみたところ、明るさは最小の10ルーメンでも十分。点灯・消灯がスイッチ長押しながちょっと面倒だけど、これくらいはそのうち慣れるだろう。