今回は昨年11月に続いて鎌ヶ谷フィルハーモニック管弦楽団の第35回定期演奏会に行ってきました。
首都圏近郊ではアマオケでもハイレベルな楽団が多い中、この楽団は演奏レベルこそもう一つながら比較的近場で行きやすいのと、レベルがそこそこで親近感が湧くのが魅力。さらに今回はメインのプログラムが好きなブラームスの交響曲3番ということもあり、前回の演奏会終了後にスケジュールを押さえておきました。チケット代は無料ですが申し込みが必要で指定席。なので開演時刻に間に合えばいいので安心ですね。
ということでゴールデンウィーク序盤の2024年4月28日(日)、早めの昼食を済ませてお昼過ぎに自宅を出発。天気にも恵まれて絶好のサイクリング日和となりました。ついこの間まで一時はまだ冬の寒さだったというのに、早いもので完全に初夏の陽気。半袖Tシャツで快走しました。
今回も会場は初富駅前のイトーヨーカドーの中にあるきらり鎌ヶ谷市民会館。開演20分前の13:40頃到着。席は早めに予約したので音響的に一番よさそうな最後列の通路際を確保しています。連休中とあってかほぼ満席と大盛況。
プログラムは前半がドボルザークの序曲「我が家」とボロディンの交響曲第3番。ボロディンは今のところ興味の対象外でノーマークでしたがなかなかいい曲でした。そのうちちゃんとしたプロの音源で聴いてみたい。
そして後半のメインディッシュはブラームスの交響曲第3番。以前はブラームスの良さがさっぱりわからなくて何でこんなに人気があるんだろうかと思っていたほどでしたが、ある時この曲がすーっと体の中に入ってきてそれ以来ブラームスにどハマりしたきっかけの曲。
ただこの鎌ヶ谷フィルの演奏、これがこれまで馴染んできた同じブラ3かと思うような演奏。この楽団はストリングセクションがちょっと不安定で、時々古いカセットテープの録音を聴いているのかと思うようなピッチの揺れがあるような気が。。。
ただそれでも、一生懸命演奏している姿をハラハラしながら見守る身内のような気分になるから不思議。なので演奏を終えると盛大に拍手したくなるんです。有料だったらまた違いそうだけど、無料なので大満足でアンコールまで楽しめました!
次回の演奏会は11月とのこと。ちょうど帰省してそうなタイミングだけど、もし予定が合えばまた是非出掛けたいところです。