2024年9月10日(火)、この日はインド北東部のカリンポンという町で朝を迎えた。
ここは一応西ベンガル州だが、標高1250mほどの山の上にあるチベット色の強い町。山の上だけあって日中でも部屋の中では扇風機がいらないくらいだが、夜はさらに涼しくて、扇風機がいらないどころか厚めの掛け布団にくるまってちょうどいいくらいだった。そんなわけで久々に快適に寝られて6時半頃起床。7時過ぎに朝食に出掛けてみたものの、食べたい物も見当たらないし、昨日食べ過ぎてあまりお腹も空いてない。
そんなとき近くの軽食屋の前で紙コップでチャイを飲んでいるのを見かけた。それなら持ち帰って部屋で飲もうとチャイをテイクアウト。
ここのは大きめの紙コップで、シリグリなら15ルピーのサイズだが10ルピーと良心的だった。午前中は何にもやる気が起きず、部屋でダラダラ。ようやく12時を回ったところで昼食に出掛けた。
今回は昨日夕食を食べたVeg Restaurantの向いに2軒中並んでいる小さなチベット料理屋に行ってみた。そのうちの1軒は席がほぼ埋まっている状態だったので、空いているもう1軒の方へ。
Sonam Restaurantというお店。トゥクパはあるかと聞いてみるとビーフトゥクパがあるとのことでそれを注文。
スープがぬるめ、麺が柔らかすぎなどややいまいちだったが、ここは調味料が充実していていろいろ加えていくとなかなかの味になった。値段は50ルピーと安かった。これだけだと若干物足りない気分だが、モモを注文してしまうと多すぎるので今回はこれくらいにしておこう。
昼食後は散歩がてら、前回も訪れたGeden Tharpa Choling Monasteryというチベット寺院に行ってみることに。
伝統市場を抜け、
北東方向に歩いていく。しかし、勘で進んでいると道を間違えたようで、上に登って行くはずが、段々と左手斜面に家が増えてきた。
本当はあの斜面の上を歩いているはずだったのだが。。。一本道だと高をくくって油断していたのが敗因だった。
なので途中から細い階段を登って尾根道への復帰を試みる。
しかしこれが幾重にも折れ曲がった複雑な路地で、立体的な迷路のような住宅街に迷い込んでしまう。
途中にあったチベット僧院。Google mapを見ても名前はわからず。
さらに登っていくとようやくバイクや車の音が聞こえて来て一安心。
何とか目的の道路に復帰することができた。
ようやくGeden Tharpa Choling Monasteryに到着。
ここは高台にあるのでカリンポンの町を一望できる素晴らしい場所。やや雲が多いものの、いい天気のもと心地いい風に吹かれてしばし眺めを楽しんだ。
日陰では僧侶がゲームに興じているが、見るとボードゲームかと思ったらタブレットを使っている。意外と金回りはいいのかも。
内部の様子。
こちらは前回僧侶の案内で見学させてもらった資料館。
堪能したところで町に戻る。これは帰り道途中からの眺め。
町外れは基本一本道だが、
町中に戻ると道が複雑に入り組んでいて、方向音痴の私はすぐにどこを歩いているのかわからなくなる。
帰りにドーナツ屋があったので、明日の朝食用に2つ買っておいた。1個10ルピー。
最後に朝の軽食屋でチャイ休憩(10ルピー)して部屋に戻った。泊まっているNeera GH、給湯器はあるのだが、この時期は元電源を切っているのかお湯が出ず、今日は涼しいので気合の水浴び。洗濯もこなして18時半頃夕食へ。しかし、、、
頼みのVeg Restaurantも既に閉店済み!仕方なく他に開いているチベット料理屋はないかと彷徨い歩いてみたものの見つからず。チベット人は夕食を外で食べる習慣がないのだろうか?
結局交差点に集まる屋台で済ませることに。やはりどこもモモが主体だが、とある屋台でベジタイポーがあるのを発見。ということで夕食は今日もベジタイポー。
立ったまま食べやすいようにカットしてくれた。屋台だけどアツアツホカホカで、トロッとした餡も香ばしくてうまい。ただこれだけだとやはり物足りない気分なのでベジモモを追加しようかとも思ったが、恐らく中身の餡はタイポーと同じ。まだリンゴもたくさん残っていることだし止めておいた。
値段は屋台だけあって30ルピーと激安だった。帰りにチャイ(10ルピー)を飲み、部屋でリンゴを食べてこの日は終了とした。