2024年9月12日(木)、この日はシリグリからコルカタに向かう寝台列車の中で朝を迎えた。
と言うか気づいたときにはもうコルカタに着いていて、定刻5:30着のところ5:00にはシアルダー駅に着いてしまったのだった。5時半に着いても早すぎるので、1、2時間遅れてくれないかなあと思っていたのに、こういうときに限って早く着いたりするんだよなあ。。。
仕方なくホームのベンチでしばらく時間潰し。昨日買っておいたドーナツを朝食に食べた。
7時になったところで行動開始。
この時期のコルカタは、それ程暑くはないけど物凄い湿気。
駅周辺の路地をぶらついて座ってチャイが飲めるところを探してみたが、
見当たらないので適当な屋台で立ち飲み。コルカタ特有の小さな素焼きカップに入った薄い(牛乳が少ない)チャイ、7ルピー。
まだ早そうだけどホテルに行ってみる。向かったのはシアルダー駅からほど近い、昨年見つけた安宿International Lodge。今回はダメとか言われるんじゃないかとちょっと心配しながら行ってみると、
OKだった!バス・トイレ別のシングルが350ルピー。ボロいし汚いけど、コルカタでしかもシアルダー駅の近くでこの値段なら全く文句はない。
何となく気分が優れないので午前中は部屋でのんびり過ごし、12時過ぎに昼食に出掛けた。ここ数年私はインド系の料理でも専らムスリム料理に興味があるのだが、インドに戻ってきて以降ずっと体調がいまいちで、油っこいものを食べる気がしない。
今回もムスリム料理を食べに行こうと楽しみにしていたのだが、そんなわけで見送って、ヒンドゥー系のベンガル料理を食べに行くことに。
この辺りはカレッジスクエアと呼ばれる学校が多いエリアで、通りには本屋がズラッと並んでいる。
そしてやって来たのはGoogle mapで調べて、近場で評価の高かったSwadhin Bharat Hindu Hotelというお店。大通りのマハトマ・ガンジー通りから少し入った路地の奥にあり、目立たないし調べてないと絶対来れないようなお店だった。
魚を食べたかったのでフィッシュを注文すると、2種類持ってきてくれたが、うまそうに見えたこちらを選択。
聞いてみたけど何の魚かはわからず。恐らく淡水魚で、プリッとした白身がなかなかうまい。適度な酸味と辛さのグレービーもグッド。バナナの葉に素焼きのカップで出される水も雰囲気満天。値段も135ルピーと思ったよりリーズナブルだった。
その後はとりあえずNakhoda Masjid方面を目指してぶらぶら町歩き。
イギリス植民地時代の古い建物が並ぶ。
ごちゃごちゃ感が堪らないムスリムエリア。
奥に見えるのがNakhoda Masjid。
そこから続くバラバザール。
ここの生地屋で布地を買った。タオル、ブランケット、シーツ、腰巻き、スカーフといろいろ使える一枚布。私の旅の必需品で何枚も持っているが、気に入った柄のものがあるとつい買ってしまう。100ルピー。
人力車が行き交い、ルンギ(腰巻き)姿の荷役が闊歩する光景はやはりコルカタならでは。
デザート果物を買って帰る。マンゴーが食べたいけど見当たらず。さすがにもうシーズンオフか。
あるのはブドウ、ザクロ、洋梨、リンゴなど。代わり映えしないけどリンゴにしておいた。1kg150ルピーで500g購入。
帰りにホテルの近くでチャイ休憩。子供が店番の屋台だが、ここのチャイは量が多い上に濃くてうまい。10ルピーかと思ったらここも7ルピー。今度からチャイはここにしよう。
部屋に戻って水浴びと洗濯を済ませる。しかし19時を回ってもお腹が減らず、出掛けるのも億劫なので買ってきたリンゴで済ませることに。何となく微妙な体調不良が続いているが、最後にまた大爆発とかにならなければいいのだが。。。