2025年9月22日(月)、この日はバングラデシュ西部のジョショールという町で朝を迎えた。
やはり夜中に蚊にやられて途中何度も目を覚ましつつ、7時頃起き出した。今日は朝から雨のジョショール。一向に止む気配がないので、7:40頃傘を差して朝食に出掛けた。ジョショールはローカルな雰囲気の店が見当たらず、探しながらぶらぶら歩いているとルティを焼いている店があったので入った。
ここも私の好みからするとちょっと上品過ぎる雰囲気。Kacchi Queenというカッチビリヤニの店のよう。
ただこの時間は普通の朝食もあるようなので、バングラデシュの私的定番、ルティ&ショブジ(ロティ&サブジ)を注文。
バングラの汁気のないショブジ、ふかふかのルティ(タンドーリロティ)、これがうまいんだよなあ。。。これを食べるためにバングラデシュに来たと言ってもいいくらい。店構えの割に値段はルティ2枚で40タカと良心的で、大満足の朝食となった。
宿向かいの屋台でチャー(5タカ)を飲んで部屋に戻った。
今日はここからクルナに向かう。昨日駅で聞いたところ、午前中は11時発の便があるとのこと。雨なので、少し早めの9時半頃ホテルをチェックアウトして出発した。
止むどころか激しさを増すこの日の雨。コルカタの雨は降ってもしばらくすると止むスコールのような雨だったけど、こちらはだらだら降り続く日本の梅雨の雨のよう。
水跳ねを避けようと、交通量が少なそうな裏路地を歩いた。
駅近くは市場になっていた。
15分ほど歩いて9:52ジョショール駅に到着。
窓口に並んでチケットを買う。構内には時刻表っぽいのはあるけど、数字も全部ベンガル語なので全く読めない。聞いてみると次の便は10時半発とのこと。早めに来ておいてよかった。
しばらく待ってやって来たクルナ方面行きの列車に乗り込む。それ程混んではいないものの、残念ながら座れず。
10:31ジョショール駅を出発。切符もベンガル語なので読めないが、たぶん2等の立席(スタンディング)でクルナまで30タカ。
運よく次の駅で席が空いて座れた。雨の田園地帯を進む。ただ、そろそろクルナに近付いてきたが、クルナ駅よりもかなり西側を走っている。どうやら幹線とは別の線路を走っている模様。
そして11:50、クルナの西6〜7kmほどのところにあるモハマドナガル(Mohammadnagar)という駅に到着。どう考えてもここからこの列車がクルナ駅に行くとは思えないので慌てて下りた。
駅前の細い通りにはズラーッとリキシャが待機している。クルナ市街に向かうものだろう。ここで下りて正解だったようだ。恐らくクルナの市街各所の行き先ごとに呼び込みしている模様。
よくわからずうろうろしていたが、クルナ駅に行きたいと言うと1台のリキシャに案内してくれた。客が集まるのを待って11:58出発。
途中片側通行の渋滞などもあり、12:26クルナ駅近くのShib Bali Moreというロータリーに到着、40タカ。
ホテルはここからほど近い、以前泊まったSangita Hotelに行ってみる。
前回から6年、記憶よりかなりボロくて汚いが、ツインが言い値1000タカのところ、500まで下がったのでここに決定。すんなり泊まれたので良しとしたい。
落ち着いたところで昼食へ。ホテル前の線路と並走する大通りは、車や機械のパーツ屋が延々並んでいて飲食店の類はない。
飲食店を探しながら歩いて行くと、駅の東側のPower House Moreという交差点付近に食堂が並んでいる一画があったので、その中の適当な店に入った。鍋を見せてもらって、うまそうに見えたビーフカレーを注文。
牛肉は筋っぽくて硬めだが、グレービーが濃厚でなかなかうまかった。ボッタ(ペースト状の料理)とフィッシュボールはたぶん別料金で、全部で200タカ。
屋台で食後のチャー。ミルクティーもあるようだが、粉ミルクを使うようなのでプレーンティーにした。
ショウガとクローブが入ったプレーンティー、6タカ。
時刻は13:40、お茶を飲んでいるとようやく雨が止んだので腹ごなしに散歩。
川沿いまで歩いてみる。
クルナ市街を流れるルプシャ川。
対岸への渡し船が行き来する。ダッカとクルナを行き来していた外輪船ロケットスチーマーは運休中。事実上の廃線だろうな。
そのまま川沿いのバザールを散策。時おりアンニョンハセヨとかニーハオと声を掛けられる。最近は日本より韓国とか中国のほうが影響力があるということだろう。
特に目新しいものはないけど、
ぶらぶら歩き回るだけでもいい暇つぶしになる。
部屋に戻って水浴びと洗濯を済ませると、後はコーヒーを飲みながら旅日記作成の時間。何とかこなして19時前に夕食へ。
かなり歩き回ってみたものの、屋台はたくさん出ているけど飲食店は見つからず、結局昼と同じPower House Moreへ。
再び降り始めた雨の中、昼間とは別の店に入ってみた。チキンとルティを注文。
でっかいチキンレッグが出てきた。濃いめの味付けのグレービーがルティによく合う。170タカと思ったより高かったけど十分満足。
食後は向かいに並ぶ屋台でチャーを飲みながら雨が止むのを待つ。
隣に座っていた人とカタコトの英語で話していると、奢ってもらえることになった。いや、こちらが払いたいくらいなんだけど、、、ありがとうございました!止みそうにないので、雨に濡れながら部屋に戻ったのだった。





































