先日愛車のダホン・ボードウォークでサイクリングしていたところ、突然変速ができなくなった。
昨年シフトレバーを交換したばかりなのにもう壊れてしまったのかと思ったが、ふと前を見るとシフトワイヤーの外装が裂けてワイヤーが飛び出しているではないか！長年自転車に乗っているけど、こんなことがあるのか？
こうなるといくらシフトレバーを操作しても変速できず、一番重い7速に入ったまま。自宅まではまだ20㎞ほど。そこそこアップダウンもある道のりを、手でワイヤーを引っ張って何とか真ん中くらいの3速か4速に入れて、無事帰り着くことができたのだった。
調べてみるとこれはシフトアウターケーブルというものらしい。ボードウォークは私にとって重要な足でもあるし娯楽でもある。これはすぐにでも交換せねば、と近くのホームセンターなどを見て回ったが置いている店が見当たらない。
通販で買うしかなさそうだけど、ヨドバシで注文したものの1週間経っても入荷未定ですぐには手に入りそうにない。仕方なくアマゾンであまり必要のないものと買い合わせて購入した。選択肢はたくさんあったけど、今まで通りの白にしたかったのでこちらを選択。
パッと見中のワイヤーが飛び出しているのかと思っていたけど、よく見るとアウターケーブルに仕込まれているワイヤーが飛び出しているだけみたい。ただ、既存のインナーワイヤーが使えるかどうかわからないので一応ケーブルセットを買っておいた。
ノーブランドの中国製だろうけど、これだとまともなメーカーのアウターケーブル単体と同じくらいの値段で買えた。届いたところで早速交換作業に掛かる。インナーワイヤーを外してみると、先端はささくれていないし、まだ使えそうな感じ。なので今回はアウターケーブルだけ交換する。
ギアを1番下の7速に入れて作業開始。もとのアウターケーブルを抜き取って、新しいアウターケーブルを同じ長さにカットする。しかしこれが難航。中にワイヤーが入っているので簡単には切れない。どうやらワイヤーカッターというのが必要らしい。
しかしこのためだけにワイヤーカッターを買いたくないので、手持ちの金切りノコでやってみることに。ゴリゴリやってみると、昔100均で買った安物だけにノコのほうが負けている感じ。それでも何とか半分くらいまで切断したところで、あとはニッパーでぶった切った。
とても褒められた仕上がりではないけど、キャップを被せれば見えないので気にしないでおこう。これからアウターケーブルを交換する人は、一緒にワイヤーカッターを買うことをお勧めする。あとはインナーワイヤーを通して元通りに組みなおせば完了。
すんなりとインナーワイヤーも通ってくれた。元通りの位置でワイヤーを固定し、ワイヤー先端のキャップも再利用してもう一度被せておいた。
早速試乗してみると、、、何の調整も必要なくスパスパとシフトチェンジが決まってくれた！アウターケーブル切断は苦労したけど、思ったよりも簡単に復旧できた。よく見るとブレーキのアウターケーブルも結構ヤバそう。ワイヤーカッターとともに買っておいたほうがいいかも。
