2018年11月26日月曜日

ようやくスリガオにたどり着く~2018年11月フィリピン旅日記その11

2018年11月23日(金)、今日は東京市場が休みとゆうことで日本は祝日だということに気づいたのだった。
会社員時代は祝日、しかも3連休となるとうれしくて仕方なかったけど、今となっては若干迷惑な感じすらしてしまう。来年のGWは10連休らしいけど、いったいどうやって過ごそうかと今から不安になっていたりする。そんな11月の祝日だけど、私は全く関係なくフィリピンを旅行している。今日こそはスリガオに行きたいと思い、6時起床、6時半にはホテルをチェックアウト。近くの食堂でカツオっぽい魚の唐揚げとスープ、ご飯の朝食(P50)を食べ、7時前にはフェリーターミナルに向かったのだった。

昨日は8時頃フェリーが出たとのことだったが、今朝はチケット売場の窓口さえ開いていない状況。ただ、待合室に何人かいたのでそのまま待ってみることにした。でも、8時になっても、10時になってもフェリーはやって来ない。それでも、11時頃には昨日と同様ダバオ行きのバスが到着し、待合室が混雑してきてフェリーがやって来る雰囲気はあった。



12時を回ったところで今日はキャンティーンでカップヌードル(P30)を食べてさらに待つこと1時間ほど、13:30頃ようやくフェリーがやって来たのだった。そこからまずは車両が下船し、乗客が降り、今度はこちらか車両が乗り込んで14時頃ようやく乗り込むことができた。

レイテ島リロアンとミンダナオ島リパータを結ぶフェリー

そこからさらにしばらく待った15:10頃、フェリーはようやくリロアンを出発。フェリーターミナルに来てから実に8時間も経過している。それでも、天気も良くて波も穏やかな気持ちのいいクルーズではあった。

15時過ぎ、ようやくリロアンを出航した

今日は午前中にスリガオにたどり着けるんじゃないかと思っていたけど、この分では日が暮れてからになってしまいそう。やっぱり途中で日は沈んで、すでに真っ暗になった18:20頃ミンダナオ島のリパータ(Lipata)に到着。下船できたのは19時前くらいだった。ここはスリガオ市街から7kmほど離れた港。明るい時間だったらジプニーがありそうだけど、この時間だとトライシクルかバイクタクシーしかない。トライシクルで1人だとP150だということで他の人が来るのを待つが、なかなか来ない。

とりあえず夕ご飯を食べることにして、瓜とカボチャの煮物、鶏肉の煮物、スープとご飯(P85)を食べて待つが、フェリーの乗客のほとんどは長距離バスの乗客で、次のフェリーが着くまで他の客は期待できそうにない。仕方なくスリガオ方面に歩き出したところでP100で行くというバイクに拾われ、スリガオに向かったのだった。

スリガオでは安宿のLeomondee Hotelに行ってもらったけど閉店中。近くのFirm’s Lodgeは満室で少し焦ったけど、Gulf Site Pensionというのが目に入り、行ってみるとシングルルームがP350。部屋は広くはないけど狭すぎず、小さな机と椅子もありここに決めた。清潔でWifiもあり、かなりお得なホテルだと思った。

スリガオのホテル、Gulf Site pensionの部屋

ようやくホテルに落ち着き、いつものようにシャワーを浴びて洗濯。近所にビールを買いに行った。この雑貨屋ではサンミゲルは置いてなく、Red Horseのみだった。田舎町ではたまにあるけど、Red Horseはサンミゲルよりもちょっとアルコールが強い感じだけど少し安いのが特徴。ここではP90だった。

フィリピンの田舎でよく見かけるRed Horse ビール

そんなわけで、ようやくスリガオにたどり着いたものの、ほとんどフェリーターミナルで過ごす羽目になったのだけど、この日もやはり読書をして過ごした。この日読んだのは沢木耕太郎の「凍」という本。山野井泰史とその奥さんの妙子がヒマラヤのギャチュンカンという山に登ったはいいけど、下山時に悪天候に襲われて驚異的なサバイバルの末帰還した話を元にしたノンフィクション。これはもうおもしろくて一気に読み終わった。新田次郎の山岳小説も好きだけど、これも良かった。おすすめです。

それからリロアンからリパータ(スリガオ)までのフェリー、一応ファストキャット社がAM4:00、12:00、PM8:00、私が乗ったセントクララ社がAM10:00とPM10:00発となっているけど、まったく当てにならないような気がしました。ここを旅行しようとする人は日程に余裕を持った方が良さそうです。

関連記事:ミンダナオ島への遠い道のり~2018年11月フィリピン旅日記その10
関連記事:居心地のいい町スリガオ~2018年11月フィリピン旅日記その12

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