2019年6月5日水曜日

夏油川と下猿ヶ石川~岩手遠征記2(20日目)

2019年6月2日(日)、今日は早朝から釣り始めようと4時に起きたけど、寒くて釣れそうにないので、もう少し寝て、日が昇ってから釣り始めることにした。
しかし、次に目が覚めたのは6時半過ぎ。すでに十分太陽は昇って暑くなり始めている。


どうせ減水状態で釣れそうにないし、朝の釣りは止めようかとも思ったけど、わざわざ来ているのだし、釣れない保証もないのだから、後悔するくらいなら、とやってみることにした。


しかし、やっぱり何の反応もなし。減水状態の和賀川はダメっぽい。8時過ぎには諦めて川から上がり、いつものように食パンとレモンティーの朝食にする。地図を眺めて今日は和賀川の支流、夏油川に行ってみることにした。その前に薬王堂で食料補給。


今回の旅では本当に薬王堂にはお世話になりました。そして夏油温泉郷の標識に従って車を進める。途中で見えた遠くの山にはまだちらほら雪が残っている。


入渓点を探しながら走ってはいるのだけど、川が道路から離れていていまいちわからない。そうこうしているうち、入畑ダムまで来てしまった。ダムより上流の沢もみてみたけど、谷が深くて結構本格的な山岳渓流。今回持ってきてるブーツフットウェーダーでは厳しそうなのでダム下に戻る。


なんとか入渓点を見つけて夏油川を釣り始める。かなり水量が多いのでウェットフライで釣り上がる。水質はやや白っぽい濁りあり。というか、さっき見た入畑ダムと同じ色の水だ。まだかなり雪代が入っているんだろうか。


しばらく釣り上がるも全く反応なし。他の川と違って全然虫っ気もないし、ダメそうだな、と思っていたとき、フライが流れているあたりで魚が浮上し、戻っていくのが見えた。合わせてみるとフッキング。なかなかの手応えだった。


釣れたのは24cmのきれいなヤマメ。そんなに大きくはないけど、均整の取れたほれぼれするようなプロポーションだった。しかしそれ以降は一切反応がなく終了。車にも度って昼食にした。この日も味噌ラーメン。

予定では午後も夏油川を釣る予定だったけど、いまいちなので試しに遠野方面に戻って猿ヶ石川を見てみることにした。猿ヶ石川は中流にダムがあるのだけど、ダムより下流、下猿ヶ石川にはサクラマスが遡上するそう。


しばらく車を走らせて猿ヶ石川まで来てみたけど、なかなか良さそうなポイントがない。1カ所、まあまあ良さそうなポイントで竿を出してみたけど何もなし。猿ヶ石川は、濁っている訳ではないけど茶色っぽい水色の不思議な川だった。ただ、午後のこの時間でもカゲロウのハッチがあり、釣れそうな雰囲気はあった。


その後は夕方の釣りに備えて和賀川に戻る。16時過ぎに着くと、だまダムの放水がないようで減水状態のまま。今日はダメかな、とこのブログ記事を書きながら改めて国交省のHPで川の水位をチェックすると増水が始まっている。慌てて準備して川に向かった。

今日は本命ポイントを先に釣ってみる。17時過ぎにスタート。しかし、増水し始めのためかゴミの流下が非常に多くて釣りにくい。ここは何もなく終了。続いて昨日サクラマスっぽいアタリのあったポイント。ここは10cmくらいのウグイが2匹釣れたのみ。この時点で18時半、もう少し釣りができるので本命ポイントに戻ってみるも、やはり何もなし。19時まで粘ったけど今日もダメだった。


そんなわけで今日も釣れずに車中泊スポットに移動。今日の夕食はビビンバ丼と味噌汁。一応明日1日釣りをして岩手での釣りは終わりにする予定。果たしてどんな一日になるだろうか。

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