釣れないにも程がある尻別川～2020年北海道車中泊釣行記（22日目）

2020年8月3日（月）、明日夕方のフェリーで北海道を発つ予定なので北海道滞在も残り2日となった。

この日は4時半に起床、5時過ぎから釣り開始。まずは昆布地区に行ってみた。

ジャガイモ畑の畦道を通って川に向かう。曇ってはいるものの、雲間に青空も覗いている。今日も天気は良さそう。昨日の夕方小さなフライでダメだったのでまた大きめのフライに戻す。4番のドロッパー、6番のリードで釣り始めた。

すぐに小物が掛かったもののフックアウト。その後は小物のアタリすらなくポイント終盤に差し掛かったところでようやく20cmに満たないくらいのニジマスが釣れた。今日も冴えない一日になりそうな予感。

昨日からさっぱり釣れなくなったので、今日は気分転換も兼ねて本流の上流域に行ってみることに。まずはちょっと遠回りになるけど真狩村で羊蹄山の湧き水を汲んでいく。

そして羊蹄山を半時計回りに回るように京極方面へ。最初に向かった寒別橋に行ってみるとまさかの先行者。平日なのについてない。仕方なく少し下流に移動して釣り始めた。

尻別川もこの辺りになると水量はあるものの、川幅は狭まってスイッチロッドでちょうどいいくらいになる。しかし期待に反して魚影は薄そうで反応がない。さらに平日なのでラフティングボートがガンガン下っていって釣りに集中できない。

ここは小さなヤマメが釣れただけで終了。寒別橋に戻っても反応はなく、やる気がなくなって予定は早めて切り上げることに。倶知安のマックスバリューに寄って買い物をして下流域に戻った。

日陰に車を停めて昼食＆休憩。どうやら今夜から雨のようで次第に雲が広がってきた。15時過ぎから午後の部を開始。ぽつぽつと雨が降りだしていい雰囲気なのにやはり反応は薄く、15cmクラスのニジマスのみ。ニジマスもアメマスも全然釣れなくなってきた。

ちょっと前にはニジマス釣りにようやく手応えを感じ始めたところだったのに、早くも再び霧の向こうに遠ざかっていく。この日最後は放水口下に入った。ところがここではアタリすらなく、雨が本降りになってきたところで終了。

今夜は結構降りそうなので橋の下で車中泊。この雨で明日は川の雰囲気も変わると期待したいところだけど、このまま尻すぼみで終わってしまいそうな予感が濃厚。