2020年10月3日土曜日

甲武信ヶ岳・金峰山縦走記2020年9月(前日編)

今年の9月は天気が安定せず、中旬に茨城に海釣りに行った以外はずっと引きこもっていた。

そんな中、天気予報では28日(月)からは久しぶりに晴れマークが続いている。

これはチャンス!台風12号の影響で諦めかけていた山形に、今シーズンの渓流釣りの〆に行こうか。ただ、気分はもうすっかり海釣りモードで渓流はもういいかな、という感じ。

それなら海釣りに行こうかとも思たけど、釣りはそんなに天気がよくなくてもいいし、やはり天気がよくないと楽しめない山登りに行こう。

ただ、ここのところ是非とも登りたいと思える山が見つからないのが困ったところ。東北や新潟の山は幕営禁止の山域が多く、泊まるとすると避難小屋。それも悪くはないけど、キャンプがしたいんだよなあ。

そんなことを考えながら山と高原地図を眺めていると奥秩父に目が留まった。東京在住時代に行こうと思いつつ地図を買ったものの、結局行かずじまいで東京を離れたのだった。

今住んでいる千葉からだと東京を横切ることになって気が進まないけど、よくみると山の北側、長野側からもアプローチできる。しかも車で行って甲武信ヶ岳から金峰山の周遊ルートが組めそう。

この辺りの山域は樹林帯歩きが中心になりそうなので、稜線歩きが好きな私としてはやはりそれほど惹かれる山域ではないけど、久しぶりにタープキャンプを楽しみながらのんびり歩くか。どうやっても最後の長い車道歩きは避けられそうにないけど。。。

そういえばこの山域はもう10年前になる2010年のGW、雲取山から金峰山まで3泊4日で縦走しようとわざわざ夜行バスで東京に出てやってきたのだけど、甲武信ヶ岳から先は雪が多くてトレースもなく、諦めて途中で下山することになったのだった。

今回はその続きということになる。ということでようやく行き先が決定。前日移動で山中2泊3日の計画。日曜の昼前に出発しようと準備を始めたものの、久しぶりの山登りで手間取り、出発は14時半となってしまった。

ハイキングシーズンを前に、スーパーで行動食によさそうなお菓子などを見つけてはちょくちょく買うのだけど、結局小腹が空いたときに家で食べてしまうんだよなあ。だからやっぱり出発直前に買うことになる。

とりあえず長野県川上村の毛木平登山口を目指すも、距離は約250km。明るいうちの到着は無理だろう。途中のどこかで車中泊することになりそう。

ところで千葉県北西部の自宅から群馬長野方面に下道で行こうとすると国道16号線を走ることになるのだけど、この道は混むし走っていてちっとも楽しくない上に、やたらと時間が掛かる。

このルートは利根川に釣りに行くときや谷川岳方面に行くときによく通るので、もっと気持ちよく走れる道はないかといろいろなルートを走ってみた。その結果、かなり遠回りにはなるけど、一旦茨城県側に入って利根川の左岸側を通る国道354号線がなかなか快適なことがわかった。


ということで今回もこのルートを選択。遠回りにはなるけど時間も短縮できるし、燃費も上がりそうなのでガソリン代も変わらないんじゃないかな、多分。何より、ストレスなく気持ちよくドライブできるのがいい。


交通量の少ない田園地帯を快走する。群馬県に入ると私のカーナビにはない部分も多いので、わりと最近新しく整備され、直線化されて走りやすくなっている模様。


出発時には晴れていた天気も、夕方が近づくにつれて怪しげな空模様になり、伊勢崎市に入った17時頃にはもうライトが必要なほほどの暗さになった。とうとう雨もぱらついてきた。

高崎の手前の玉村町に道の駅があったのでここで泊まることも考えたけど、まだ行程の半分も進んでいない。もう少し走っておきたい。

すでに真っ暗になった高崎駅前で354号線を離れ、254号方面に向かう。この辺りはアップダウンも激しい分岐の多いルート。おまけにワイパーを最高速度で回す必要があるほどの土砂降りに。

ほとんど路面が見えない状況に後悔しながらもなんとか254号線に合流。不思議なことに富岡市に入ると路面は乾いていて雨は降っていなかった。18時40分今日の目的地にした道の駅しもにたに到着。


道の駅しもにたは、エンジン掛けっぱなしのトラックが結構停まっているものの、駐車場は広々としていてまあまあ快適そう。初日は
150kmほど走ってここで車中泊することにした。

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