2021年3月27日土曜日

シンキングラインの悩み(その3)~ヤフオクの廉価ラインは使えるのか?

 ということで買ってみました、ヤフオクで売っているダブルハンド用のシンキング・シューティングヘッド、SH9/10S。

#7/8、#8/9、#9/10、#10/11とあったけど、単位長さ辺りの重量が一番重い#9/10を選んでみた。まあ、たぶんどれも同じ太さで長さ違いなんじゃないかとも思えるけど。。。


表記のスペックはこんな感じ。13m(43フィート)で40g、シンクレートは3~4ips。コーティングはかなり柔らかめ。オービスのラインよりも柔らかくて期待が持てる。実際に測ってみると、

  • 長さ:13.37m(43.8フィート)
  • 重量:39.8g
と長さと重量はなかなかいい線いっている。長めのフロントテーパーが付いていて、ボティー部の重量は1フィート約1gで13番相当。とりあえずリアテーパー側から15フィート切り出してみると、15.4gのセクションが取れた。あとは肝心のシンクレート。


ちょっとライン径が太めなのが気になるけどどうだろうか?測定方法は前回と一緒で、約15フィート15gのラインをコイル状にした状態で21㎝の水深を沈むのに掛かる時間を測定するというもの。その結果は、、、


やっぱりなー、かなりいまいち。タイプ3~4相当のはずだけど、実際はSAとの比較でいうとタイプ1相当。これだと全く使えないわけではないけどハイウォーターの沈める釣りには使えない、残念。やっぱり中国製のシンキングラインには期待しないほうがよさそう。

ということでヤフオクで買ったSH9/10Sは実際はSAで言うところのタイプ1(インターミディエート)のラインでした。なので浅い流れやウェットフライの釣りには使えそう。ということは、同じラインナップのSH9/10I(インターミディエート)はどんなラインなのか?


シンクレート1.5ipsとなっているけど、もしかしたら水面直下を漂うスーパーインターミディエート相当か?もしそうだったらこっちのほうが結構使えそう。これも買って確かめてみるしかないか。

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