2021年7月23日金曜日

赤川水系で焼け焦げる~2021年山形遠征記4(4日目)

2021年7月16日(金)、赤川の水位はいい感じに下がってきており、今日明日が勝負となりそう。

今日明日で釣れなかったら今シーズンの赤川は諦めることにしよう。そう思うと自然に気合いが入り、4時過ぎに起床、朝食は後回しにしてとりあえず川に向かった。


まだ濁りが残っているけど水温は17℃と悪くない。水はやや多目だけど、8番のドロッパー、10番のリードのウェットフライでやってみる。しばらく釣り下ったところでリトリーブする手に重みが。しかし重量感はない。


ウグイかと思ったら25cmくらいのヤマメだった。ヤマメがまだこのあたりにいるとなるとサクラマスがいてもおかしくないと思うのだが。そのポイントはそれで終了。朝食を済ませて目ぼしいポイントを回っていく。


しかし最後のポイントで20cm弱のヤマメが釣れただけ。やはりサクラマスはもうこのあたりにはいないのだろうか?10時半を回ったところでギブアップ。
今日は山形県に熱中症アラートが出ているらしい。


すっかり雪が消えた月山を臨む。ここ鶴岡市の予想最高気温は33℃とまだましだけど、山形市は35℃まで上がるという。たまらず木陰に逃げ込む。ラジオを点けると関東甲信と東北の梅雨明けが発表された。やっぱりね。昼食をはさんで14時半頃まで大休憩。

その後どこに行こうか迷ったけど、今日は渓流探索でまだ入ったことがない支流に入ってみることに。しかしやって来た沢、地図ではそこそこ流程の長い支流のはずだが、水が少なすぎ。低い堰堤の間を水がちょろちょろ流れているだけ。


これはダメだと思ったけど折角なので一応竿を出す。ドライフライでやってみたけど数回反応があっただけ。おそらく魚が小さすぎて掛からなかったのだった。そうこうしているうちに夕方に。

この天気だと夕方になっても水温が下がらないので本流は厳しそうだけど、それでも一応やってみた。17時頃から開始。まずはヤマメ狙いで瀬のポイントに入った。正面にはすっかり雪が消えて夏模様の鳥海山が。


水温は22℃とやはり厳しそう。釣り下っていくとヒットするもすぐにバレた。ヤマメっぽい感じ。さらに釣り下っていくとまたヒット。ただこれも重量感はない。


釣れたのは22、3cmくらいのヤマメ。この場所はそれまで。この日最後は昨年サクラマスを釣った今回の本命ポイント。


ただここもヤマメのみ。ヤマメが釣れるので川のコンディションはそれほど悪くななさそうなのだけど。とにかく暑い今回の山形。それでも
明日までは赤川で頑張ってみたい。