2021年10月16日土曜日

使えなかった東京スター銀行

 個人向け国債のキャンペーン金がしょぼくなって以来いつも苦労することになる無リスク資産の置き場。

最近はタイミングよく社債などが見つかればそれを購入するようにしているけど、いつもあるとは限らない。

そんなときは期間があまり長くなく、金利もそこそこ高い定期預金に預けることになるのだが、最近満期を迎えた東京スター銀行の定期預金もそんなことで預けることになったのだった。

東京スター銀行、確かポイ活の一環でかなり前に口座開設はしていたものの、一切お金を預けることなく随分放置していたのだけど、半年ちょっと前、行き場を失った現金の仮置き場として見つけたのが金利0.25%で6か月の定期預金。

大した金利は付かないけれど、普通預金に放置しておくよりもかなりましなので早速お金を振り込んで定期預金を設定。そして先日無事満期を迎えたのだった。100万円を半年預けて金利は1000円ちょっととここまではまあ悪くない結果だった。

そのお金は先日記事にした通り、タイミングよく発売されたソフトバンクの劣後債購入に充てるため、移動させようとしたのだけど、ここからが結構やっかいなことに。東京スター銀行も他のネットバンク同様、一定回数までは実質無料で振り込みはできる。

ただ完全に無料なのではなく、後から振込手数料が戻ってくるというパターン。こういうパターンは私のメインバンクの一つ、新生銀行でも同じなのだけど、新生銀行の場合は即座に返ってくるのに対し、東京スター銀行の場合は翌月月初にならないと返ってこない。

これだと振り込みだけで口座を空にするのは不可能になる。どうやっても手数料の330円は口座に残ってしまうのだ。数百円とは言え、用もない銀行口座にお金を残しておきたくはない。

しかも振り込みのためのワンタイムパスワード発行用にアプリが必要というクソ仕様。何でもかんでもアプリにするのは本当にやめてほしい。まあそんなこと言ってても仕方ないのでおとなしくアプリをダウンロードして振り込み実施。無事SB劣後債の購入はできた。

さて、東京スター銀行に残った小銭はどうするか?そこで思いついたのがATMから引き出す方法。翌月入金される振込手数料と合わせてちょうど1000円口座に残るようにしておき、ATMで1000円引き出して口座を空にするという作戦。ただここでもちょと厄介な問題が。

ATM引き出しもやはり所定回数は実質無料でできるのだけど、どこにでもある提携ATMのセブン銀行では同じく手数料キャッシュバック方式。これではらちが明かない。唯一完全無料なのが直営ATM。

調べてみると主にマミーマートというスーパーに併設されているらしい。また何でマミーマートなのかわからないけど、幸い自宅から近くはないものの、自転車で行ける範囲内に何店舗かあった。ただ無料はのは平日の昼間のみ。


私は基本暇なので先日出かけるついでにマミーマートに立ち寄り、無事1000円引き出すことに成功。晴れて東京スター銀行の口座を空にすることができたのだった。これで当面用はなくなった東京スター銀行、速攻でアプリも削除。


ということで暇な私は手数料完全無料で引き出すことができたけど、普通の会社員だったらかなり苦労しそう。口座解約まですることはしないけど、たぶんもう使うことはないかな。東京スター銀行の定期預金、安易に飛びつかない方がいいかもしれません。