2021年11月10日水曜日

2021年11月のクラ活

 今月のクラ活(クラシックコンサート鑑賞活動)は幕張フィルハーモニー管弦楽団の第55回定期演奏会。

こちらはもともと無料コンサートだけど事前登録制。早めに申し込んで無事席を確保できた。

開場は津田沼駅前の習志野文化ホールというところ。当初は自転車で行こうかとも思っていたけど、最近は日が暮れるのも早くなって17時前には暗くなる。片道2時間はかかりそうだし、暗くなってから知らない道を自転車で走るのは避けたい。

ということでおとなしく電車で向かうことに。今回もお昼はどこかうまくて安いカレー屋がないものかと探してみたけど見あたらず。お昼はどこかで買い食いして済ますことにして、祝日の2021年11月3日(水)、午前中のうちにに自宅を出発した。


12時前に津田沼駅に到着。この日は快晴で絶好のサイクリング日和ではあったのだけど。。。それはさておきまずは近くのダイエーでパンを買ってイートインで昼食を済ませ、さらに本屋で立ち読みして時間調整してから会場の習志野文化ホールへ。


開場は12時50分、駅のすぐ前にある。会場は大ホールだけどややこじんまりとした印象。多層階なら2階か3階の最前列に座るのが好きなのだけど、ここは単層の造り。最後列付近に陣取ることにした。


そして13時半から演奏開始。今回のプログラムはベートーベンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」と前回10月のクラ活でもも聴いたラフマニノフの交響曲第2番。どちらもそれほどなじみはない曲。


まずはベートーベンのピアノ協奏曲第5番。ピアノは太刀川琴絵さんという方。もちろん知らない人だけどなかなかいい演奏だったように思う。ちなみに帰りがけ耳に入ったとある老夫婦の会話ではピアノがいまいちだったと言っていたけど、個人的には全然そんなことなかった。

この曲の後は休憩のはずだけど、なんと拍手に応えてアンコールでオーケストラを座らせたままピアノソロで「エリーゼのために」。こういう展開もあるんだ。少し得した気分になった。

そして休憩後はラフマニノフの交響曲第2番。前回はつかみどころのない曲に思えたけど、今回はキレのある演奏でメリハリがあって非常によかった。こうやって聞くとやっぱり聴いたことがある有名な曲だよなあ。

指揮者なのかオーケストラなのかはわからないけど、前回とは全く違う印象でちょっとびっくりしたくらい。ただ前半でアンコールがあったせいか演奏会はこれで終了。それでも十分満足なコンサートだった。それにしても、どうしてこんなコンサートを無料で開催できるのか不思議。


指揮者もソリストもそこそこ有名な人ではありそうだし、会場にもお金が掛かっていそうだし。有料だったら行かないとは思うけど、本当にありがたい限り。ということで今回も充実のひとときを過ごすことができ、大満足で会場を後にしたのだった。