3日目の2021年11月17日(木)、昨日の釣果に満足したわけではないけどちょっと遅め、とは言えまだ薄暗い6時ごろに出撃。
しかしやはりハイシーズンのためか入りたいポイントにはどこも釣り人の姿が。仕方なく3等地くらいの場所に入って釣り始めた。それでもこの時期は群れが大きいのかそこそこ反応はある。この日もスローリトリーブがいい模様。もう十分な釣果があるので掛かりどころのいい魚はリリース。
しばらくすると昨日ヒラメがヒットしたポイントが空いたのでそちらに移動。ここは1等地ではないものの、先ほどの3等地よりもマシな2等地といったところ。ただ、すでに散々攻められて魚が散ってしまったのかぽつぽつとは釣れるものの反応は渋い。
そんな中またもやこれまでとは違う重いアタリが。昨日のヒラメほどではないけど、これもなかなかよさそうな魚。一体何が掛かったか?
すると揚がってきたのはまたしてもヒラメだった。サイズはやや小ぶりな28㎝。それでも5番ロッドでは十分楽しめる魚だった。釣り方は昨日と同じカウントダウン20秒のスローリトリーブ。ここはヒラメが着く特異スポットなのかも。
ただこの魚はフライを飲まれて出血させてしまい、リリースできそうにない。サイズも食べごろの塩焼きサイズだし、これはキープして頂くことにした。
しかし案の定それ以降カマスの反応は途絶えた。少し場所を移動して釣ってみたもののそれっきり。一旦車に戻って朝食を済ませ、移動することに。以前ショゴっぽい魚をバラした内房の港へ。
しかしあれから早3週間。青物の気配はなくなり、イカ狙いのエギンガーが数名いる程度だった。それでもこの前は真鯛も釣れたし、何か居付きの魚がいるかもしれないので今回もシュリンプフライで探っていくことに。するとほどなく何かがヒット。
これはヒイラギ?口が伸びるのが特徴。岸際に大量に群れていて、ぱっと見メッキのように見えるのだけどこれは全然引かないのであまりおもしろくはない。続いてもう少し手応えのある魚がヒット!
ちょっと期待したけど釣れたのは良型のエソ。30㎝弱くらいありそうで、エソとしてはたぶん自己記録更新だけどこれもあまりうれしくないんだよなあ。
さらにヒイラギ。サイズ感がわかりづらいけど5、6㎝くらいのミニサイズ。
試しに黒いウィングのラビットチャーリーに結び換えるとまたヒット。もうちょっとまともな魚が釣りたいところだけど、今日のところはこのへんで勘弁してやろう。ということで久々に穏やかな海での釣りを満喫して11時ごろには帰路に就いたのだった。
今回の釣果は最大28㎝のカマス17匹とヒラメ。ヒラメは塩焼きにしてその晩のおかずに。カマスは一部から揚げにして、残りは一夜干しにして冷凍庫へ。今回は良型のヒラメも釣れて満足度の高い釣行となった。やはり南房総の海はおもしろい。