十勝川から静内川へ～2022年北海道車中泊釣行（20日目）

 2022年7月29日（金）、十勝川は今日の午前中までと決めたため、5時頃起きるとすぐに川に向かった。

久々の朝飯前の一流しは十勝川初日に48cmを釣ったポイント。5時半頃から釣り開始。

この日は曇り空の朝。最近よくある日が昇ると晴れてくるパターンか。初日に比べると水位は落ち着いてきて濁りも取れてきた。ここは流芯を狙うべくフルシンクのシューティングヘッドで攻めてみる。

するとまずはいつもの小ニジ。そのまま核心部を過ぎて、今日もダメかと諦めかけたポイント終盤で重量感のあるアタリが。一呼吸置いて竿を立てると、、、空振り！マジか。。。ここまでに何度か根掛かりはしたけど、その度に針先を確認して研ぎ直していたというのに。

フライを確認しようと手繰り寄せてみると、ドロッパーのティペットが切れていた。こんなに簡単に切れるとは、もしかするとキズが付いていたのかも知れない。悔しいけど、来年また来ればいいかと案外さっぱりした気分だった。

次のポイントに移動。ここは流れが広がって中洲や馬の背がいくつもあるポイント。これまでは敬遠していたのだけど、太く纏まった流れよりもこういう流れのほうがいいのかも、と思えてやってみることに。

すると案の定連発。ここでも数釣りを楽しめた。大物は出なかったけど35cmクラスの良型も。

そのまま釣り下ってやって来たのは太いガンガン瀬。ただやっぱりこういう流れからは反応を引き出せず、岸寄りで小物がヒットしただけ。うまく流せていないのか、魚がいないだけなのか。これは次回以降の課題とするとして、10時半頃一旦納竿とした。

この日は風呂と洗濯の日なので帯広市内に移動。まずやって来たのはやよい乃湯という温泉。スーパー銭湯風の出で立ちであまり風情はないけど、帯広市でも西の方にあって行きやすかったというのが選んだ理由。

帯広市の温泉のデフォルト仕様なのか、シャンプーやボディーソープはなしで450円というのはちょっと微妙なところ。私は利用しないけど、サウナや露天風呂があるのは高評価かも。オリーブ色っぽい泉質も悪くなはかった。

向かいのマックスバリュで買い出しし、次は洗濯。今回はJOYWASHというところにやって来た。ここは洗濯のみの最低価格が400円と高め。もう一軒覗いてみたところそこも400円だったので諦めてここにした。

さて、洗濯の待ち時間に昼食を済ませると13時半にこの日の任務が全て完了。次の目的地、静内川を目指して日高方面に移動する。38号→274号と走って日勝峠を越えて日高町へ。そこから237号で海岸線まで走り、あとは235号で海岸沿いを走る。

この道は小さな峠を越えるとき海岸線がずっと向こうまで見渡せて気持ちいい。快適なドライブを満喫して17時前に新ひだか町に到着。静内川は良型のニジマスこそ釣れなかったけど、前回は50cmオーバーのアメマスとブラウントラウトが釣れて一番良かった川。

期待でドキドキしながら川に向かったものの、水辺に着いて唖然。全く想定してなかったけど白っぽいキツめの濁り。水もかなり多い。底が見えないので安全に釣りができそうなところでウェットフライとストリーマーで二流ししてみたけどやはりダメ。

うなだれながら車に戻ることととなった。一応明日の朝も見てみるつもりだけど、どうも上流のダムが濁っている感じで数日でどうにかなるものでもなさそう。静内川はじっくり釣ろうと思っていただけに残念。明日からどうしよう？