2022年8月17日水曜日

まだ釣り足りない私~2022年北海道車中泊釣行(26日目)

 2022年8月4日(木)、下北半島の道の駅よこはまで朝を迎える。

暑さが心配だったけど、ちょうど前日雨が降ったおかげで涼しく快適な夜を過ごすことができた。ただ、思ったよりは随分車の数は少なかったものの運悪く近くにエンジン掛けっぱなしの車が2台いて、鬱陶しいことこの上なかった。


なので明るくなってきた4時半頃起きると5時前には出発することにした。まずは下北縦断道の無料区間から4号線に合流。途中青森空港方面に向かう県道を通って青森市と弘前市を迂回し、7号線へ。右手に見えるのは岩木山か?


そして今日は風呂の日でもあるので帰りも大館の快活に寄り道。8時前に到着。シャワーと朝食兼昼食を済ませ、1時間半ほど滞在して530円。9時半頃再び出発した。


さて、北海道では3週間ほぼ毎日釣りをしていた私だけど、できれば今日もどこかで釣りをしたい。ただホームグラウンドの山形は昨日からの雨でどこも壊滅的。そんな中県北部の小河川日向川は程よく増水して、さらにいい感じで減水に向かっている。

ということでとりあえずの目的地を日向川に設定して走り出した。7号線から一旦285号線に入り、秋田の手前で再び7号線へ。今回は日本海沿いを走ってみることに。途中渡った米代川や雄物川は軒並み泥濁りの大増水。


ただこの辺りは非常にいい天気で、まだ東北南部や北陸で未曾有の豪雨が降り続いているというのが信じられないくらいだった。順調に進んで13時半頃山形県の遊佐町に到着。まずは日向川の手前にある月光川を覗いてみることに。この辺りは雨が降らなかったのか、平水というか渇水状態。


本流を釣るにはまだ陽が高すぎるので、まずは支流へ。何度か入っている通称ニジマスの沢に行ってみた。かなり草が生い茂っているけどこちらも平水で釣りはできそう。ただ今はもう8月。この時期この辺り渓流魚は残っているだろうか?


水は少ないけど草が生い茂って釣り辛いので、短めのリーダーにウェットフライでやってみる。草の影からほぼリーダーキャストで釣り上がっていく。ほとんど釣るところがないのでフライを入れられるところにとにかく打ち込んでいく。


すると結構反応はあるのだが、どうも違う魚っぽい。案の定まず釣れたのはアブラッパヤ。ただ、時折大きい(と言っても15~20cmくらい)の魚をバラしたり掛け損ねたり。これはヤマメなんじゃないかと意地で釣っているとようやくヒット!


やっぱりいたヤマメ。20cmくらいだけど沢の規模からすると十分満足できる良型。最早普通の流れ込みのようなところにはアブラッパヤしかおらず、写真左下の早い流れがぶつかる石の前で出た。


これで満足して本流に行ってみる。まだ15時過ぎだけどもう待てない。月光川はやはり渇水で水温は23℃。ちょっと無理か。一応竿を出してみたけどアユとウグイが釣れただけ。予定より早いけど本命の日向川に移動する。


こちらはこの時期にしては水が多いけどクリアでめちゃくちゃいい感じ。ただ予想通りではあるけど雑草が酷い。とりあえず本命ポイント1ヶ所だけ釣って帰ろうと思っていたのだけど、春頃アプローチに使っていた踏み跡は完全に消滅していたのだった。

こうなるともう諦めるしかない。木がほとんど生えていない日向川の川原は縦横無尽の藪に覆いつくされ、丸腰で突破できるようなものではない。しかしせっかくここまで来たのだ。何とか入れそうなポイントを見つけて竿を出してみる。


ただやはり良型の反応はなく、ウグイとミニヤマメが一荷で釣れただけで終了。時刻はまだ17時だけどこれでようやく諦めがついて帰路に就くことに。

ここからのルートはいつものように287号→121号で行くつもりだったけど、沿線は特別警報が出て浸水被害も出ているという長井市、川西町、それに米沢市。怖いもの見たさもあって行ってみようと思っていたのだけど、ちょうど18時前のラジオの道路交通情報で121号通行止めのニュースが。


ここは通るとしても明日だけど、明日までに復旧するかわからないし、やはり回避するべきだろう。おとなしく13号→4号ルートで帰ることにしよう。途中見えた最上川下流部にはこれまで見たことないような赤茶色の水が、雨季のメコン川みたいに流れていたのだった。


この日はちょうど18時半頃通りかかった道の駅尾花沢で車中泊とした。幸い今日日中は暑かったけど陽が沈むと涼しくなってきた。ただ、広い駐車場は結構空いているというのに、なぜかすぐ近くに停めてくる車がいるんだよなあ、鬱陶しい。離れて停めればいいのに、何で?


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