2023年6月22日(木)、この日もどんよりとした釣れそうな朝。
4時頃起きるとすぐに川に向かった。この水位で釣れそうなポイントはやっぱりあそこしかない、と昨日の夕方釣ったばかりだけど同じポイントへ。水位は昨日と変わらないが水温はかなり低そうなので、昨日ドロッパーに結んでサクラマスを釣り上げた10番のフライをリード、この時期実績が高い8番のフライをドロッパーに結んで釣り始めた。しかし何もなし。
次は一番信頼している同じパターンの8番と10番の組み合わせ。しかしこれも反応なし。諦めきれず、核心部だけもう一流ししてみる。今度は最初に使ったリーダーのドロッパーをこの遠征出発前に1本だけ巻いてきた10番のフライに交換。するとまさかと思ったけどついにヒット!
水面直下を流れるフライにガボッと出るとそのままドタバタと暴れだした。どちらのフライに掛かったのかはわからないけどどっちにしてもフックは10番。魚に本気を出させないようにやんわりといなす。しかしこの魚も先週までのようなアグレッシブさはなく、わりと大人しい。徐々に間合いを詰めて無事ネットイン!
極太のメス、測ってみると何と65cm!交換したドロッパーのほうに掛かっていた。読み、というより単なる感だけど今回もフライ選定が功を奏した結果に。今シーズンから本格的に使い始めた10番フックで2本目、それも65cmと自信に繋がるうれしい一匹となった。
車に戻って朝食を済ませると、雨が降り始めたけど今日も釣れる日なんじゃないかと可能性がありそうなポイントを回っていく。しかし残念ながらそれ以降は反応なし。寒河江川にはまた帰りに寄るとして、今日のところはこのくらいにして移動することに。次はやっぱり赤川へ。
とその前に、風呂は明日の予定だったけどせっかく通り道なので今回も海味温泉うなぎ湯に寄り道。
ここは250円と現在では最強レベルの温泉。のんびり漬かって温泉を出ると112号線をひた走って鶴岡方面へ。トンネルを出て鶴岡市に入ると、曇ってはいるけど路面は乾いていて雨が降った痕跡はなし。相変わらず欠測続きで水位はわからないけど、この分だと赤川も超渇水で厳しい釣りが強いられそう。
11時頃到着したので昼食を済ませてお昼頃から釣り開始。案の定超渇水ではあるけど水温は16℃と悪くない。ここはタイプ1ボディーにタイプ3ティップ、8番ドロッパーに10番リードというタックルで釣り始めた。
すると2か所目で22、3cm程のヤマメがヒットしたけど大型魚の反応はなし。そして4か所目、ここは5月には本命ポイントとして重点的に釣っていたところ。いいところで根掛かりのようなアタリの後すぐにジャンプ。中型のニジマスかと思って油断していると動きはヤマメ。慌ててラインを巻き取って慎重にやり取りすることに。
期待したほどの大物ではなかったけど33cmの幅広ヤマメ。鱗がポロポロ取れるので短期降海型のサクラマスかも。次のポイントではニジマスっぽい魚が掛かったけどいい加減にやり取りしているとばらし。さらにもう一度いい感触のアタリがあったけどこれは乗らず。時間がないので深追いはせず、この日最後は前回サクラマスが釣れた本命ポイントへ。
ただ残念ながらこの水位だとちょっと可能性は低そう。一応きっちり流してみたけどここでもヤマメが釣れただけで終了となった。少し早めの18時頃納竿。
初日の夕方と2日めの朝に釣れるという前回と全く同じ展開に、ひょっとすると赤川でも釣れるんじゃないかとひそかに期待していらたけどそう甘くはなかった。ただ、相変わらずサクラマスの気配は薄いけど前回から引き続き魚影は濃そうな赤川。明日はもう少しじっくり釣ってみることにしよう。