2023年8月13日(日)、この日はウッタル・プラデーシュ州の州都ラクナウで朝を迎えた。
Awara Hostel & DormitryのACドミトリーは、毛布があったお陰でそれなりに快適に眠れたけどやっぱり寒過ぎ。ちょっと喉をやられてしまったみたい。途中何度か目が覚めたけど気付くと既に7時半過ぎ。起きて朝食に出掛けた。ぶらぶら歩き回ってみると定番のプーリもあったけどあまり惹かれず、チャイの屋台で出されているパンを食べてみることに。
生地が黄色いパンを半分に切って、コンロの火で炙ってバターを塗ったもの。特別おいしいわけではないけど、香ばしくてなかなかうまかった。25ルピー。別の店でチャイ(10ルピー)を飲んでホテルに戻った。
さて、ラクナウにはもう1泊する予定なのだが、やはりドミトリーは落ち着かないので個室を探してみる。近くの路地で何軒か当たってみたところ、窓なし、バス・トイレ別の部屋が360ルピーというのがあった。かび臭くて酷い部屋だけど1泊ならまあいいかと引っ越しすることにした。
デカくてうるさいので使わないけど冷風機あり。英語は全く通じず、英語の看板も出てないけど帳簿によるとHotel Shuklaという名前のホテル。上の写真の「A.C.ROOM800」のほうではなくてピンクのカーテンのところ。
ラクナウは観光地じゃないので外国人不可のホテルが多いんじゃないかと危惧していたのだけど、あっさり泊まれることになた。州によるのかな。今日は昼食がてらラクナウの繁華街をぶらついてみようとまずは昨日は通り過ぎただけのチョークに向かった。
泊まっているチャルバーグに出ていた露天の床屋。インドでも床屋の露店は椅子と鏡くらいあるところが多いけど、こんなシンプルなスタイルは初めて見た。奥に髭を剃ってもらっている人もいるけど、同じような床屋が何軒か並んでいる。
この辺りがチョーク。
ラクナウの大通りは中央分離帯があるせいで余計に渋滞が酷いような気がする。
これはさすがに食用ではなくてペット用かな。
昭和世代には懐かしいカラーひよこも。
昼食は有名店のRaheem's Kulcha Nahariへ。名物のニハリとクルチャを注文。マトンニハリは高い(ハーフ150ルピー)ので、リーズナブルなバフニハリ(水牛のニハリ、ハーフ70ルピー)にした。
これはめちゃくちゃうまかった。パクチーと青唐辛子が効いて臭みは全くなく、肉はホロホロ、グレービーはトロトロ。クルチャはパイのようなデニッシュのような、生地が薄い層になったサクサクのロティ。ニハリはナンやタンドーリロティにも合いそうだけど、クルチャとの組み合わせも最高だった。
後でビリヤニも食べたかったのでクルチャは1枚にしておこうと思っていたけど、ニハリが余るし、クルチャなんて他ではなかなか食べられないのでやっぱりもう1枚追加。満腹になってしまったけど大満足。全部で104ルピーとリーズナブルだった。ここで明日の朝食用にシールマールという別のパンも購入。
ここからはアミナバード(Aminabad)という別の繁華街行ってみる。
大八車用のタイヤだろうか。スポークが鉄筋コンクリートの鉄筋用の鋼材で作られている。手作りなのかな。
大混雑の古着屋が並ぶ通り。
古着はだいたいどこでも大人気。
アミナバード周辺はバリケードがあって車が入ってこないのでゆったり歩けた。この辺りは自転車リキシャが多め。
と思ったら角を曲がると身動きができないくらいの大混雑。
この辺りは本屋が並ぶ通り。知的な紳士が本を物色。
大通りは避けて、路地を通ってチャルバーグ方面に戻る。
果物の露店でデザートにマンゴーを購入。1kg100ルピーのことろ、1個だと250gだったけど20ルピーにしてもらった。
何となくチャイナタウンっぽい色使いと装飾だけどたぶん生地屋が並ぶ通り。ホテルに戻って水浴びと洗濯を済ませ、19時過ぎに夕食へ。
ここもビリヤニはチキンのみ。スパイシーだけどスパイスは強調されすぎず程よい感じ。ここのもやっぱりほのかな酸味を感じた。ラクナウのビリヤニは何か他とは違う特殊なスパイスが使われているのかも。400gで100ルピー。