2023年8月16日(水)、今日がインド最終日、深夜(明日未明)の便でコルカタを発つ予定。
7時頃起きると、泊まっているHotel Iconはチェックアウト時間が8時のため、親切にも7時過ぎにドアベルを鳴らして延長するかチェックアウトするか聞きにきた。予定通りチェックアウトすることにして、その前に朝食に出掛ける。シアルダー駅付近をぶらついて何を食べようかと物色。
これはガード下にあった祭壇。真っ黒な神様が生首をぶら下げているという不気味な像。みんな熱心に祈っていた。
その前で無料のお粥が配られていたけどそれはパス。定番のダル&プーリにしとうかとも思ったけど、チャイ屋でトーストを出しているのを見つけたので食べてみることに。
長細い食パンを半分に割って火で炙り、バターを塗って砂糖をまぶして完成。これを食べていると、ふと韓国のトーストを思い出した。韓国にはもう久しく行ってないけど、韓国のトースト食べたいなあ。。。チャイを飲んで26ルピー。
8時過ぎにホテルをチェックアウトして荷物を預かってもらい、やはり1日居場所がないのは辛いので別のホテルを探してみることに。しかしやっぱり安そうなところは外国人不可のところばかりなのだが、ふと目に付いたInternational Lodgeというところで聞いてみると、日本人OKとのこと。
バス・トイレ別のシングルが350ルピーと、コルカタにしては超格安。しかもシアルダー駅からは少し離れるけど歩いて10分も掛からない好立地。これはいいホテルが見つかった。次回からのコルカタ滞在はここに決まり!
荷物を移してしばらく休憩した後、昼食がてらコルカタのムスリムエリアの探索に出掛けた。
コルカタ最大のモスクと言われるナコーダ・モスク(Nakhoda Masjid)に行ってみる。
ナコーダ・モスク。
残念ながら履いていた八分丈のパンツでは入場不可だった。
周囲はゴチャゴチャした賑やかなエリア。
昼食はモスクの前にあるSufiaという食堂に入った。ビーフキーマ85ルピーとロティを注文。ちょっと寂しかったのでサラダ10ルピーも追加。
濃いめの味付けがタンドーリロティによく合って実にうまい。ロティ3枚食べて119ルピー。200ルピー渡すとお釣りはちゃんと81ルピー返ってきた。
大満足で店を後にしたのだった。
ものすごい数の人々が慌ただしく動き回っているコルカタだけど、不思議と他のインドの大都市のような忙しなさは感じない。
地理的にも東南アジアの雰囲気に近いものがあるのかもしれない。
ホテルに帰ろうと歩いていると、空がみるみる暗くなってきた。
と思ったらあっという間に土砂降り。慌てて軒下に退避した。昼過ぎの大雨、昨日と同じパターン。
雨が小降りになると、集まっていた人々は三々五々散っていく。私もホテルに帰ろう。
一旦ホテルに戻ると、今日がインド最終日ということで、まだあまり伸びてないけどせっかくなので散髪しておくことにした。道端の小さな散髪屋に入る。
身振り手振りで説明すると、思い描いた通りに仕上げてくれた。100ルピー(約170円)と激安。明日の朝食用にお気に入りのスイーツを買ってホテルに戻った。
水浴びを済ませておやつに昨日買ったマンゴーを食べた。しかしこの黄色っぽいマンゴーはハズレだった。味が薄いし、やけに繊維質が多くて食べづらいことこの上なかった。次に行くタイでもまだマンゴーあるかな?
インド最後の夕食は再びSufiaへ。今回はビーフビリヤニ狙いでやって来たのだが、残念ながらビーフビリヤニはないという。どうやらメニューにある全ての料理を毎日作っているわけではないようだ。仕方なくまたまたチキンビリヤニ130ルピーを注文。
15分ほどでダムダム・ジャンクション駅に到着。しかし駅を出て空港行きのバスを待ってみるも、どのバスも空港には行かないという。声を掛けられたバイクタクシーの運転手によると、ここから空港までのバスは3年前になくなったとのこと。
詳細は分からないが、しばらく待っても来ないのでどうやら本当らしい。そのバイクタクシーは空港まで200ルピーとかいうので断って、Google mapの経路案内を信じて一つ手前のビダンナガール・ロードという駅に戻ることにする。
焦っていてチケットは買い損なったけど、一駅乗り過ごしてしまったということで。。。21:00ビダンナガール・ロード駅に到着。駅の東側に出て、交通整理をしている警官に空港行きのバスはあるかと聞いてみたところ、1台1台バスを止めて確認してくれて、無事空港行きのバスに乗ることができた。
さらに10分ほど歩いて21:50チャンドラ・ボーズ国際空港に到着。かなり焦ったけど、早めに出てきたおかげで事なきを得たのだった。こうして慌ただしくも5週間にわたったインド旅行を終え、タイに向けて出発。コルカタ−バンコクのフライトはエアアジアの0:30だけど案の定遅れて0:50発。エアアジアにしてはマシなほうか。
今回は運良く1Aという窓際一番前の席が充てがわれた。さすがに1ヶ月もインドにいると飽きてきて、インド人のガサツさにうんざりしてきたところだけど、いざ離れるとなるとやはり寂しいものがある。またそう遠くないうちに戻ってくることになるだろう。ということでこの旅日記、この後タイ編に続きます。