2023年8月22日火曜日

コルカタに到着〜北インド周遊旅行2023(36日目)

 2023年8月15日(火)、この日はラクナウからコルカタに向かう寝台列車で朝を迎えた。

ここのところ風邪気味で心配していたものの、やはりSLクラスの上段寝台は寒過ぎず快適で、少なくとも体調悪化は免れることができた。列車は1、2時間遅れてはいるものの、まあまあ順調に進んでいる様子。


6時半頃起き出してチャイ(10ルピー)を買い、昨日買っておいたバナナと合わせて朝食にした。再び寝台に横になったがしばらくすると飽きてきて、空いている席に移動して景色を眺めながら過ごした。


ラクナウからコルカタまでは1000kmちょっと。そこを20時間掛けて、コルカタには11:30到着予定。徐々に田んぼが増えてベンガルらしい景色に変わっていく。


今が田植えの時期のようで、手作業で田植えをしているのが見えた。


途中2時間遅れていたのが、挽回して18分遅れの11:48コルカタのハウラー駅に到着。かなり上出来!巨大なハウラー駅を出て、とりあえずここのところコルカタ滞在の拠点にしているシアルダー駅方面に移動する。


ハウラー駅は駅前がバスターミナルになっており、行き先を確認してバスに乗り込んだ。


すると程なく土砂降りの雨が。窓を閉めざるを得なくなり、バスの中は蒸し風呂状態。止めどもなく汗が吹き出してくる。


12:15ハウラー駅を出発。バスが動き出すといくらかマシになった。


15分ほどでシアルダー駅に到着、10ルピー。幸い雨は小雨になってくれた。この辺りはホテルは沢山あるのだが外国人不可のところが多いので、とりあえず前回泊まったHotel Icon Internationalに行ってみる。


すると屋上に増設されたようなバス・トイレ付きのトリプルルームが700ルピー。トタン屋根なので暑そうだが、そこを600ルピーに値切って妥協した。ただしここはチェックアウト時間が朝の8時!そんな憶えはなかったので前回のブログ記事を見てみると、前回は1泊はせずに夜にチェックアウトしていたのだった。


チェックアウト後もフロントにいていいとは言われたけど、コルカタ発は明日の夜中。一日居場所がないのはちょっと辛い。明日もう少し安いところを探してみるか。それはさておき既に13時を回っているので昼食へ。近くで繁盛しているAbhiruchi Hotelに入ってみた。


他の人が食べていてうまそうだったターリのようなものを注文。しかしこれは失敗だった。シンプルなベンガリターリだけど、多くの人はこれにフィッシュカレーを付けている模様。何となく物足りない気分で店を後にすることになった。値段は60ルピー。


その後は辺りをぶらついてみる。相変わらず人はやたらと多いのだが、シャッターが閉まっている店がやけに目に付く。


後で調べてみたところ、今日8月15日はインドの独立記念日とのこと。


どうりで昨日一昨日ラクナウでインド国旗や国旗カラーのグッヅを扱う屋台が沢山出ていたんだ。コルカタでも至る所でインド国旗の小旗がはためいていた。


路上の青果市場。


最後にやっぱりマンゴーを買っておく。500g40ルピー。ここのは品種が違うのか黄色いマンゴー。


そして以前も立ち寄った高架下の揚げ物屋でおやつのスイーツ2個20ルピーも購入。前回来た2020年は1個7ルピーだったので結構な値上がり。


コルカタ名物の人力車。もう20年以上前に新規ライセンスの発給が停止されていずれなくなると言われていたけど、まだまだ結構見かけた。


こちらもコルカタ名物、アンバサダーの黄色で丸っこいタクシー。人力車には乗ったことはないけど、こちらは初めてコルカタ(カルカッタ)に来たとき迷子になって、自力でホテルに戻れなくなたときお世話になった記憶がある。


部屋に戻って水浴びと洗濯を済ませ、コーヒーを淹れておやつ休憩。このパイのシロップ漬けみたいなお菓子がお気に入りなのだけど、今回はコルカタまで来てようやく見つけた。東インドのお菓子なのかも。


夕食は無難にビリヤニにした。ビリヤニ屋は沢山あるのだけど、決め手に欠けるので少しでも繁盛してそうなところを選ぶ。ここはテイクアウトの引き合いが多い様子。たぶんRoyal Biryaniというお店。チキンビリヤニ100ルピーを注文。


なかなかうまいけど、ちょっと油がキツめ。今はあまり体調が良くないので余計にそう感じるのかもしれないが。


ボリュームは十分過ぎて、今日の私には多すぎだった。ご飯の中にチキンと共にジャガイモが丸まま1個埋まっているのがコルカタ流。


最後にチャイ(10ルピー)を飲んでホテルに戻った。この素焼きのカップもコルカタ流。


シアルダー駅がインドカラーにライトアップされていた。独立記念日仕様か?