2024年1月9日(火)、ナラーティワート2泊目の朝は7時に起きて朝食に出掛けた。
今日は昨日朝食後に見つけたお粥の店へ。
一見中国風の白粥のように見えるけど、
ここは具を入れた器にお粥を入れるので、実は具沢山のタイ式お粥。ナンプラーと酢、胡椒で味を整えておいしく頂いた。半熟卵入りで40バーツ。
さて、この旅も残すところ2週間となり終盤戦に突入。ここタイ最南部のナラーティワートからベトナム北部のハノイまで行かないといけないのでそれほど余裕はない。ここからは夜行列車で一気にバンコクまで行くことにした。まずは鉄道駅のあるヤラーまで移動する。
ということで8:45ホテルをチェックアウトして出発。すると昨日ヤラー行きのバスについて聞いたからか、宿の主人がバスターミナルまでバイクで送ってくれることになった。バスターミナルまでは3kmくらいあるのでこれは助かる。
10分ほどでバスターミナルに到着。
ヤラー行きについて聞いてみるとヴァン(Van)だという。ナラーティワートからヤラーへはバスはなく、いわゆるロットゥーしかないようだ。
チケットは130バーツ、私が外国人だとわかるとサトゥー・ティガブル、出発時間を尋ねるとスンビラン(9時)と返ってきた。ここの人たちにとっては外国語というとまずはマレー語なのかもしれない。
9:08ナラーティワートを出発。最初は乗客4、5人だったが、途中で拾いながら進んで満席に。
内陸部のヤラーへは山の中を進んでいく。
そして10:51ヤラーに到着。ヤラー駅まで行ってくれた。
ただまだ列車の出発時刻には早いので辺りをぶらついて時間を潰す。ヤラーはナラーティワート同様イスラム色の強い町だけど、同じくらい中国色も感じる町。漢字の看板が目に付いた。
ピモンチャイ市場というところに行ってみたけど、この時間はもう片付けの真っ最中だった。
ただビリヤニを売っている店があったので夕食用に買っておいた。唐揚げを付けて35バーツと激安。
駅前に戻って適当な店で昼食にする。レバーとインゲンの炒め物にアジの開きの揚げ物を付けた。
うん、やっぱりタイも何を食ってもうまい。値段は50バーツとやや高め。
駅に戻ると列車は既に到着していたので乗り込む。
今回の列車はヤラー発バンコク行きの快速(Rapid)、2等ノンエアコンの寝台上段。チケットは予めネットで買っておいた。料金は590バーツに手数料3%加算されて2536円。
列車は定刻の13:25ヤラー駅を出発。寝台列車だが日中は折りたたまれてシート席になっている。乗車率2割くらいでの出発だが、途中のハジャイ辺りでドッと乗り込んで来るんだろう。
タイの寝台列車に乗るのはいつぶりだろう?たぶん25年ぶりくらいか。2等ノンエアコンの寝台は縦2列2段の贅沢な造り。バンコクまでは17時間も掛かるけど、夜は寝ていればいいので余裕だろう。明るいうちは景色も楽しめるし、一石二鳥の得した気分。
18時半頃にお待ちかねの夕食。これはビリヤニというよりしっかり味の付いたカレーピラフという感じ。甘みのあるフライドオニオンがアクセントになって、これはこれで非常にうまい。それにしても、このでっかい唐揚げが付いて35バーツとは。。。
食後にアイスミルクティーを買う。これは初めて見る氷とミルクティーが別々になっていて、自分で注いで飲むタイプ。飲み始めるまで薄くならないのはいいけど、30バーツとバカ高かった。
19時頃から係員の人が回って来てベッドメイクをしてくれた。
インドのSLクラスに慣れていると、真っ白なシーツに掛け布団まであるベッドはまるで高級ホテルのよう。さて、明日は起きたらバンコクに着いているはず。