2024年3月9日土曜日

溜飲を下げることはできたのか?~南房総釣行2024年2月(3日目)

 3日目の2024年2月29日(木)、この日もカマス港1からスタート。

ようやく風が治まり、これまでは向かい風で釣りにならなかったポイントに入ってみる。しかし、、、この天気でも釣り人は皆無。やっぱり最近は釣れてないということなのだろう。


一通り探ってみたけど全く反応なし。どうやらここにカマスはいないらしい。もう諦めて帰ろうかと思ったけど、恐らく今シーズンの海釣りとしては最後となりそうなこの日、今回まだ竿を出していないカマス港2を覗いて帰ることに。

そうしてやって来たカマス港2、意外と賑わってはいるけど釣れている様子はない。空いているポイントに入って期待せずに釣り始めた。しかし案の定は反応ない。ただ、そろそろ帰ろうかと思い始めた時意外なところにヒントが転がっていたのだった。


ランニングラインが絡んでフルキャストできなかったのでラインを回収していたところ、コツンと何かが触れた感触が。絡んだラインを解く手間は掛かったけど、根掛かりするほどには沈んでいないので魚に違いない。

これまでは、前回までスロー~超スローリトリーブが効いていたので今回もそれしか試していなかったのだが、もしかすると速めのリトリーブが効くのか?そう考えて、これまで省略していた速め、というか私にとってのノーマルリトリーブで表層から探ってみる。


するとカウントダウン20秒でついにヒット!細っそりとした小さなカマス(ちいカマ)だけどこれはうれしい1匹。同じように探ってみると連続ヒット!周りでは誰も釣れていないのに一人プチ爆釣状態!


しかししばらくするとやがて反応が途絶えた。ルアーでは釣れてないことから、ここはボリュームがあるフライよりも小さなフライを試したほうがいいパターンなんじゃないかと考えて、これまでの5㎝ほどのストリーマーから3㎝ほどのフライに替えてみた。


するとやっぱりアタリが復活。ただ、それでも何とか1匹追加したところで反応がなくなったのだった。ちいカマばかりだけど7匹ほどの釣果。2食分のおかずにはなりそう。まだまだ釣り足りない気分だけど、今回はこの辺りで納竿して帰路に就いたのだった。

もしかするとカマス港1でもカマス港3でも速めのリトリーブを試していれば違った展開だったかと思うと悔しいところだけど、最後の最後で正解がわかっただけでもよしとしたい。なかなか一筋縄ではいかないカマス釣り、来シーズンに向けてまた一つ勉強になった。