2024年4月14日(日)、この日は鮭川のそばで朝を迎えた。
今日は日曜ということで他の釣り人の動向も気になるので、6時頃起きるとすぐに川に向かった。まずは一番気になる昨日と同じポイントに入った。6時半頃から釣り開始。しかしやはり何もなし。ここに魚はいないのか?車に戻って朝食を食べながら、とうとう我慢できずにウェーダーの修理を敢行することに。今シーズンから卸したばかりのウェーダーなのに、山形での実釣2日目にしてピンホールが開いて水漏れが発生。
翌日からは仕方なく予備のウェーダーを出したのだが、何とこちらにもすでに穴が開いているらしく漏水。てっきり予備には新品を積んでいたと思っていたのだが、これも使いさしで修理し忘れていたっぽい。最近は記憶力がなさすぎでどういういきさつだったのかさっぱり思い出せないのだが。。。
そんなこともあってここ数日は川に浸かるのが億劫になっていたのだが、日に日に漏水が酷くなってきて、もう半日で靴下がぐっしょり濡れるくらいになっている。どこかで新しいウェーダーを買おうかとも思ったけどやっぱり中途半端になるしもったいない。
問題は肝心の漏水箇所を特定できるかどうかだが、予備のほうのウェーダーを仔細に観察してみると、何とかピンホールの位置を特定できた。裏から見るとササクレのようになっていた。幸い今日もいい天気なので朝食を食べながら日に当てているとすぐに乾いてくれた。私がウェーダー修理に使うのはこれ。
セメダインスーパーXクリア。出先でウェーダーを修理することなんか滅多にないけど、一応車中泊釣行には常備しているのだ。
わりと派手に漏水しているのでこれを厚塗する。しばらくコーヒーを飲みながらラジオから流れる「音楽の泉」を聴いて時間潰し。ある程度乾いたところで表からも厚盛り。
これでうまく行くことを願いながら、今日はメインの水漏れウェーダーで我慢することにする。その後は気になるポイントを数カ所回ってみたけど、小さい銀毛ヤマメが釣れただけ。晴れなのにほぼ無風、水色も最高だというのに。。。
そんなこともあって鮭川は午前中で見切りを付け、午後からは釣れたらしいとの情報があった小国川に行ってみることに。鮭川も小国川もそんなに遡上時期に違いがあるとは思えないが、魚がいないのではないかと思いながら釣るより、釣れたとの情報がある川のほうがまだやる気も出るというもの。
ということで移動、14時半頃到着。思っていたよりずいぶん水量が多いが、水はクリアで13℃といい雰囲気。この時期一番気になっているポイントに入った。するといい所で何かがフライに触った感触が。シンキングラインを使用しているので底石に擦った可能性もあるが、何となく魚だったような。
もう一度同じラインを投げてみたが何もなし。ゴミか何かだったのか。さらに釣り下っていくと再び同じような感触があるも、またしても乗らず。魚が小さすぎて食いきれないのかな。と思ってさらに釣り下っていくとようやくヒットしたのは午前中よりも少し大きな銀毛ヤマメ。
写真を撮る前に逃げられたが、やっぱり君だったか。しかしやっぱり気になるのでフライを替えてもうひと流し。すると最初にアタったあたりでスイング中のラインに軽い違和感が。もしやとリトリーブを始めるとついにヒット!しかし残念ながら重量感はない。
ただ久々に魚らしい引きを味あわせてくれたのは丸々と太ったヤマメ。こちらは居残り組だろう。サクラマスではなかったけど、一流し目では食わせきれなかった魚が釣れたのは率直にうれしい。その後数カ所回ってみるも何もなく終了。18時過ぎに納竿とした。明日も引き続き小国川でもう少し粘ってみることにしよう。