毎年この時期になると欲しくなるのがフローター。
サクラマスのシーズンが終わったとは言えまだ渓流シーズン真っただ中のこの時期、以前であればほぼ毎週欠かさず釣りに行っていたのだが、最近は梅雨が明けると暑すぎるし、かといって未舗装林道に分け入って山奥の谷に入るのも億劫になってきている。私が住んでいる千葉県は、沖縄を除く46都道府県では唯一渓流魚が生息していないんだとか。なのでたまに渓流で釣りがしたくなってはるばる遠方まで出掛けてみても、先日の釣行のように大して釣れるわけでもなく、費やす労力や時間に見合ってない気がするのだ。
そんな千葉県の東葛地域だけど、渓流がない代わりにとろんとした温めのマッディーなフィールドならいくらでもある。そんな所なら、夏の暑い時期でもフローターで半分水に浸かっていればそれなりに快適に釣りができるんじゃないだろうか、と毎年思ってしまうのだった。
ただ以前は個人輸入すれば1万円台で買えそうだったのが、円安が進む今では3万円近く掛かりそう。買ってはみたもののあまりおもしろくなくてすぐに飽きてしまったら、と思うと3万円はなかなか手が出ない。
と、今回もネットで一通り物色してからやっぱり諦めようと思っていたのだが、手始めに中古を買ってみるのもいいんじゃないかと思いついて調べてみると、何と1万円ちょっとで出品されているのを発見。
これなら失敗しても諦めがつきそうだと、イオンカードの入会特典期間中ということもあって大して調べもせずに速攻で購入。ということで念願のフローターを手に入れてしまいました。ただ買ってから気付いたのだけど、手軽そうなフローターも結構大掛かりな装備になってしまうんですね。
釣り場は自転車で簡単に行けるところもにたくさんあるのだけど、実際に手にしてみるとさすがに自転車では厳しいか。今回購入したU字型フローター、本体は結構コンパクトに畳めるけど、まず形状を保持するのに必要なフロントバーが嵩張っている。
ここに足ヒレとポンプは収まってはいるんだけど、これにさらにウェーダーと釣り具が必要になる。あとこれも買ってから知ったのだけど、フローターにはゴムボートと同じ素材でできた一体型と、今回私が購入したような中のチューブと外装が別になった2層式があるんだとか。
調べてみると2層式は使うとナイロンの外装が濡れて片付けるのが大変みたい。その点一体型は雑巾で拭いて空気を抜けば片付け完了。やっぱりちゃんと調べて一体型を買えばよかったかなあとも思ったけど、どっちみち値段的に手が出ないので仕方ない。
色柄は気に入らないけどそれはまあいい。しばらくこの2層式で遊んでみて、ハマるようであればいずれ一体型にアップグレードしよう。ということで早速行ってきたフローターでの釣行の模様はまた後程アップ予定。これで最近持て余し気味の7月から10月くらいまでの暇つぶしになってくれればいいのだが。。。