2024年9月5日(木)、この日はインドのアムリトサルで朝を迎えた。
ここのところ風邪気味だったのだが、昨日の夜からお腹がゴロゴロいい出して、ひょっとしてヤバいかも、と思っていると悪い予感が的中。5時過ぎにトイレに駆け込むと案の定酷い下痢。逆に鼻はすっきりしていて風邪はかなりよくなっていそうなのだが。。。とりあえず当面食べないほうがよさそうなのでしばらくベッドでダラダラ過ごす。今回のインド滞在は10日ほどで、大抵のホテルにはwifiがあるのでSIMカードは要らないか、と思っていたのだが、肝心の今泊まっているMannat GHにはwifiがない。
そうなると、今日これから乗る予定の鉄道のステイタスも確認できないことに気づいた。やっぱり買いに行くか、と9時半頃出発。予めオフラインマップに保存しておいた一番近いairtelの店舗に行ってみる。
9:50くらいに着いたところ、開店前だったのか10分ほど待て、とのことで近くの茶店でチャイを飲んで時間潰し。10ルピー。
改めて行ってみると、ここでは外国人登録ができないらしく、怪しげな業者を呼んでもらってバイクで連行される。
何やら史跡のようなところに連れてこられた。聞いてみると28日有効のプラン込みの合計が700ルピー。1ヶ月いるならまだしも、10日にしては高すぎるとゴネると600ルピーにしてくれたので作業を進めてもらう。
どうやらRam Bagh Gateというところにいる様子。ただ、途中で追い出されたのでモグリでやっているっぽいけど、一応airtel ストア公認。その間にも次々に客がやって来て、何人かのアクティベーションを同時に進めているのでかなり忙しそう。
しかしインドのSIMは相変わらず複雑みたいで、何度もリジェクトされてはやり直し。結局3時間ほど掛かった13時過ぎにようやく開通となった。1日1GBまで、28日有効のプランにして600ルピー。
さて、体調のほうは思ったほどには悪くはなさそうなのだが、やはり食べるのはもう少し様子を見たほうがよさそう。
せっかくなのでアムリトサル名物のゴールデンテンプルでも見て帰ろうと思っていたげど面倒になり、栄養補給に途中で何度かチャイを飲みながらホテルに戻った。
鉄道のステイタスを確認すると、WL(Waiting List)からRAC(Reservation against Cancellation)に昇格はしていたので乗れることは確実になったが、RACだと1つの寝台に2人充てがわれることがあるので気が重い。
シャワーを浴びて16時半にチェックアウト。駅に向かう。夕食は抜くつもりだが、明日の朝には回復することを見込んでバナナを買っておく。1房7本くらいで30ルピー。
もう1杯チャイを飲んで向かいの駅へ。17:25頃行ってみると今日乗る13006ARS HWH Mailアムリトサル発コルカタのハウラー行きはアムリトサル始発なので既に入線済み。席は一番好きなサイドの上段。一人だと快適なんだけどなあ。。。
定刻の18:25アムリトサル・ジャンクション駅を出発。ここからコルカタに向けて移動していくのだが、今回はこの列車で昨年も訪れたラクナウまで行く。アムリトサルからラクナウまではSLクラスで435ルピーに手数料が加わって約472ルピー(851円)。
最近のインド国鉄は、食べ物関係の車内販売は提携のケータリング業者以外認められなくなっているようで全然つまらなくなってしまった。ただ物販関係は健在。この区間では、なぜか揃いも揃って小太りのおばさんやお姉さんが、でっかいボストンバッグに服を詰めて売りに来る。
わざわざ服を列車内で買う人なんかいるのかなあ、と思っていると本当にいるから驚き。何枚も袋から出しては広げ、私がいる区画だけでも2人が買っていた。それもこの暑い時期にセーターを。ひょっとするとインドでも平地ではセーターなんてなかなか売ってないのかなあ。