2024年9月4日(水)、この日はラホールのMenora Hotelで朝を迎えた。
今日はいよいよパキスタンを離れてインドに戻る。当初は朝から出発しようと思っていたのだが、私的にはアムリトサルは大しておもしろい所でもないので、もうしばらくゆっくり過ごして最後にパキスタンで昼食を食べてから行くことにした。6:40頃起床。7時過ぎに朝食に出掛ける。
昨日と同じ店でナンを1枚テイクアウト。今日は30ルピー取られた。昨日は20ルピーしか払ってないのでこれで帳消し。
茶店でチャイを注文して今日もナンとチャイの朝食、80ルピー。
ウルドゥー語わからないと言っているのに延々と話しかけてくる、隣に座った気のよさそうなおじさん。
歯磨き粉が残り少なくなってきたので買っておいた。コルゲートパーモリーブの20g入りが40ルピーだったのだが、50ルピー渡したところ高々10ルピーのお釣りがないとのことで、お釣りの代わりにお菓子をもらった。
泊まっているMenora Hotel、チェックインが午前中だったからかもしれないが、24時間制で10:30がチェックアウト時間になっている。それまでのんびり過ごして10:30ホテルを出発。
先ずはメトロで東側の終点Dera Gujjranに向かう。メトロRailway StationからDera Gujjranまでは35ルピー。11:05Dera Gujjranに到着。
ここからインド国境ワガボーダー(Wagah Border)まで行くチンチーもあったが、昼食を食べたいので行きと同様先ずはJallo Morというバザールに行く。
乗り合いのチンチーで50ルピー。
11:25Jallo Morに到着。賑やかなJallo Morのバザール。
目に付いた食堂で昼食にする。ダルマーシュ、サブジ、チキンコルマなどもあったが、
カレージーコルマを選択。これは鶏レバーの煮込み。マトンレバーような歯応えはないが、油がキツすぎず、鶏レバーとパクチーの風味が絡み合ってなかなかうまい。
代金を払おうとすると、おかずの調理もしているオーナーが英語が堪能で、いろいろ話しているうち「あなたはゲストだから」とお金を受け取ってもらえず。最後にまたご馳走になってしまったのだった。
お茶はどうだ、コールドドリンクは、とさらにご馳走してくれそうになったが、そこまではさすがに申し訳ない。店を移って改めてチャイで一服した。ここは70ルピーだった。
さて、そろそろ国境に向かおう。ここから国境まで行く人はそれほど多くなさそうなので、言い値300ルピーを200に値切って貸し切りのチンチーに乗り込んだ。
するとチンチーを降りた国境手前のチェックポイントで、インドに帰る親戚を自家用車で送りに来た、日本語堪能な老人に声を掛けられた。何でも30年静岡に住んでいたんだとか。その人にイミグレーションまで送ってもらい、成り行き上そのインドに帰る親戚のインド人と一緒にアムリトサル向かうことに。
12:40イミグレーションに到着。ガラガラの出国審査を10分ほどで終えて12:50無事出国となった。
パキスタン側国境。右側は工事をしていたので、そのうちもう半分も観客席ができるのかもしれない。
こちらは威圧感のあるインド側。
国境からイミグレーションまで、インド側は無料のバスで送ってくれる。
時計を30分進めて13:40インドのイミグレーションに到着。結局大事に持っていたコロナの経口ワクチン接種証明書は必要なし。1ヶ月前出国時はコロナ第◯◯波受けての緊急措置だったのかもしれない。
14:00無事インド再入国完了。
例の親戚のインド人はここからタクシーでアムリトサルに向かうという。高すぎるのでバスで行く、と言うと私が払うからまあ乗れ、とのことでお言葉に甘えてタクシーに乗った。
国境からアムリトサルまでの道路は、国の威信掛けているんだろう、デコボコのパキスタン側と違ってめちゃくちゃきれいに整備されている。
その人はこれからそのまま鉄道でデリーに帰るとのことでアムリトサル駅まで行ってくれた。タクシー代は1200ルピーくらいだったよう。めちゃくちゃ荷物が多いので運ぶのを手伝ったりはしたが、時間的にも金銭的にもかなり助かった。ありがとうございました!
さて今日のアムリトサル泊は、行き掛けにバスターミナル前にinternationalが付く(大抵外国人も泊まれる)ホテルを見つけたのでそこに行ってみるつもりだったが、せっかく駅に来たので面倒になって前回泊まったMannat GHにした。
窓なしバス・トイレ別の部屋。500ルピーは高いが、明日は夕方発の夜行列車に乗る予定なので16:30まで滞在する条件で600ルピーにしてもらった。それならまあまあか。
1ヶ月ぶりに帰ってきたインド、パキスタンから戻ってくると何だかゴミゴミしていて汚いだけの普通の国に見えてあまりテンションが上がらない。
近所をぶらついてチャイ(10ルピー)を飲み、ホテルに戻って水浴びと洗濯をこなす。ここにきて、これまでくしゃみと鼻水だった風邪が咳と痰に変わってきた。薬が効いて、快方に向かいつつ次の段階に入ったと思いたいところだけど、果たしてどうだろう?
夕食は、あまり食欲がなくお腹も減ってないので近場で軽めに済ませよう。駅前に並ぶ食堂で声を掛けられた店に入った。ベジターリを注文。
ダルにサブジ(アルーゴビ)、チャナマサラという標準的なターリ。これまでこってりした肉料理ばかり食べていたせいだろうか、はたまた風邪で鼻か詰まって匂いがしないせいだろうか。妙に薄味に感じてちょっといまいちだった。値段は80ルピーと安め。
そんなわけで体調いまいちなので、今日のところはこれでおとなしく部屋に戻った。明日になったらすっきりいい気分で目が覚めたらいいのだけど。。。