2025年1月16日(木)、この日はコロンボのバンダラナイケ国際空港で朝を迎えた。
到着ロビーのベンチを確保はしていたが、やはりほとんど眠れないまま朝を迎えたのだった。この2日間ほぼ座りっぱなしでいい加減座り疲れて、まだ真っ暗な5時前から行動開始。まずは空港を出て1.5kmほど離れたアヴァリワッタ・バススタンド(Avariwatta Bus Stand)に向かう。
お腹が空いていたので、途中の既に開いている軽食屋で朝食にする。エッグパフような揚げパン、ビッタラロールス(左)と野菜の包み焼き、エラワルロティ(右)に紅茶(プレーンティー)を付けた。
どちらもかなりスパイシーでうまいが、思いの外食べ応えがあったのでどちらか1つでよかったか。全部で250ルピー、パンが1個100ルピー、紅茶が50ルピーということだろう。
満足したところでバススタンドに向かう。既に停まっていたバスがコロンボのダウンタウン、ペターに行くとのことで乗り込む。
5:40バススタンドを出発。ペターまでは200ルピーと結構高い。スリランカは経済崩壊後、インフレでかなり物価が上がっているのかも。
6時頃になってようやく空が白み始め、すっかり明るくなった6:40ペターに到着。
前回コロンボには夜遅く到着して翌朝早く発ったのでほとんど初めてのようなものだけど、この辺りは何となく記憶に残っている。
表通りは早朝から賑わっているが、
路地に入るとまだ店も開いてなくて閑散としている。
ぶらぶら歩いていると、路上のがらくた市に遭遇。
さすがにこんな便器売れるわけねーだろ。
それでも、ほとんどゴミにしか見えないものばかりなのに何かしら買っていく人がいるから不思議。
まだホテル探しには早すぎるので、目に付いた軽食屋で休憩。ティーを頼むと、キリテと呼ばれるミルクティーが出てきた。スリランカのミルクティーは粉ミルクを使っていて、薄めた牛乳で煮込むチャイに比べるとコクがなくて甘さばかりが際立つ。
前回は普通においしいミルクティーだと思っていたけど、さすがにほぼ南アジア全域の紅茶を飲み歩いた今となってはちょっと今いちな感が否めない。まあ味は店次第だろうけど、これが120ルピーはちょっと高いな。
さて、まだ少し早いけどペターの北にある安そうなロッジが集まったエリアに着いたのでホテルの物色を開始。まず目に付いたIsland Innに入ってみると、ボロいけどまあまあ清潔そうなバス・トイレ共同のツインが1500ルピー。
インドやパキスタンに比べると高い気がするけど、コロンボだったらこのくらいが限度だろうとここで手を打った。24時間制なのでチェックアウト時間は7:35!疲れが溜まっているので久々に横になってしばらく休憩し、お昼前に昼食がてら散歩に出掛けた。
宿の近くのヒンズー教寺院。
このSea Streetを南に下るとその名もMain Streetに行き当たる。
メインストリートの中心にあるJami Ul-Alfar Mosque。
さすがにこの時間は大賑わいのペター。
コロンボの玄関口、フォート駅。
運河沿いの木陰で休憩していると列車が通過。
バスターミナル沿いに続く市場街ボーディラージャ・マーワタ。
建屋があるので入ってみると、
中は野菜や果物、魚の干物などの市場だった。
お昼を回ったところで適当な食堂に入って昼食にする。ライス&カリーwithチキンを頼んだつもりが、、、
通じなかったのか出てきたのはチキンなしのプレーンなライス&カリー。それでも4種類のおかずが乗っているので満足度は高い。北インドのベジターリ、あるいは南インドのミールスみたいなものだが、一番手前のダルに出汁が効いていて非常に美味。一通り味わったら後は全部混ぜこぜにして食べる。280ルピー。
午後からは部屋に戻ってシャワーと洗濯を済ませ、自前のコーヒーで休憩。何となく食いっぱぐれそうな不安があったので、少し早めの18時過ぎに夕食に出掛けた。
しかしその不安は的中して、昼間開いていた店も大方閉店済み。そんな中ようやく見つけたお店に入ってみると、この時間ライス系でできるのはフライドライスのみと言う。仕方なくエッグのフライドライスをオーダー。
かなり待たされて出てきたのは、ボリュームこそ十分ながら味はボヤッとした今いちなフライドライスだった。しかもこれが470ルピーと高くて(と言っても250円くらいなのでまあ安いけど)満足度の低い夕食となった。
気を取り直してホテル近くのカフェでプレーン・ティー(50ルピー)を飲んで部屋に戻った。スリランカ、同じくらいの為替レートだったパキスタンの印象がまだ強烈に残っているだけに、どうしても見劣りしてしまうんだよなあ、、、コスパの面で。今夜は久しぶりに横になれるのでとっとと寝ることにしよう。