2025年2月11日(火)、この日はコロンボからバンコクに向かう飛行機の中で朝を迎えた。
コロンボからバンコクまでは3時間半ほどのフライト。少しうとうとしたくらいで眠れないまま着陸態勢に入った。コロンボとは比べものにならないくらい明るいバンコクの夜景。
そして時計を1時間半進め、定刻よりも30分早い3:35ドンムアン空港に到着。
さすがにこの時間は人もまばらなドンムアン空港。入国カードや税関申告書の記入もなくスムーズにタイ入国完了。
現在の為替レート。現金だと1バーツ=4.8円ちょっと。5円超えるのもそう遠くなさそう。
まだ真っ暗なこの時間のバンコク。今回はここから帰国便の出発地クアラルンプールまで、タイ南部をのんびりと旅する予定。尤も、10日しかないのであまりのんびりとはしていられないのだが。。。
ここからまずは電車でクルンテープアピワット駅へ。ドンムアンからは20バーツ。
程なくやって来た電車に乗り込んで5:07ドンムアンを出発。
15分ほどで5:24クルンテープアピワット駅に到着。だだっ広くて味気ないクルンテープアピワット駅。
今回もバンコクは素通りして、今日はマレー半島付け根のラーチャブリーという町まで行こうと思っているので向かいのバーンスー駅へ。
こちらは昔ながらの素朴な飲食店が並ぶ。聞いてみると次のラーチャブリー行きはアピワット駅から出る7:30発の特急。全席エアコンで約260バーツと高い。そんなに払いたくないので、4時間待ってバーンスー駅から出る各駅停車の普通列車に乗ることに。こっちだと1/10以下の23バーツ!
蚊が多いのでアピワット駅に戻って時間を潰し、7時半頃バーンスー駅で朝食にする。料理名が分からないので、壁に貼ってある写真を指さして適当に注文。
激辛の挽肉炒め。辛いけどめちゃうま。ただこれが50バーツは高い気がするけど、今のタイではそんなもんなんだろうな。食後にコーヒーを飲もうと思ったけど、30バーツという値段に気分が萎えた。
切符を買ってさらに時間を潰し、
定刻の9:40にやって来た列車に乗り込む。これは旧ホアランポーン駅始発で高級リゾート地フアヒンまで行く普通列車。
3等は自由席。北線や東北線は3等でも指定席だったような気がするが、快速は指定で普通は自由席なのかもしれない。
チャオプラヤ川を渡ってバンコク市街を離れると、
ようやくのどかな景色が広がる田園地帯に入る。
11時前、先端部分の写真しか撮れなかったが、巨大なパゴダで有名な門前町ナコーンパトムを通過。25年くらい前に一度来たことがある。
タイの鉄道駅は続々と改装され、どこも照り返しかきつそうな真新しいコンクリートのホームに造り替えられている。
そのため、列車には古くて低いプラットフォーム用にドアと、新しい高いプラットフォーム用のドアがあって駅によって開くドアが異なる。11:57ラーチャブリー駅に到着。ラーチャブリー駅は新しくて高いプラットフォーム。
ラーチャブリー駅の駅舎。特に味があるわけではないけど、すぐ横に新しい大きな駅舎が建築中なのでいずれこちらはなくなりそう。
何だか道がだだっ広くて閑散としたラーチャブリー。早速ホテル探しに掛かる。
するとちょうど食べたかったカオマンガイの店があったので先に昼食にすることに。
タイ料理では一番好きなカオマンガイ。うまいけど50バーツは高い。数年前の2割増し。
数軒チェックしていた旅社のうち、最初にたどり着いたところで聞いてみると、何とダブルが1泊170バーツで部屋も見ずに即決。
古くてくたびれてはいるけど、きれいに維持された明るい部屋。バストイレ付き。Hong Fah Hotel(豪華旅社)というところ。暖簾でホテル名が隠れているので、調べてなかったらまず気づかずに通り過ぎるだろう。
網戸があるので窓全開!タイもそろそろ暑季に入ろうかという時期で、外は異常に日差しが強くて暑いけど、部屋の中は風通しがよくて快適。
外に出たくないけど、せっかくなので少し散策。特に見どころはなさそうなラーチャブリーだけど、飲食店は豊富そう。
川沿いの目抜き通りには提灯飾りが。
旧正月の名残りか、あるいはいつもこうなのか。
メークローン川沿いに開けているラーチャブリーの町。
日陰に沿ってヘラブナみたいな魚が集結していた。食パンで狙ってみるか?!
川沿いの遊歩道にはマッサージの露店が並んでいる。だいたい200バーツが相場みたい。以前は200バーツなら安いと思ったけど、今の200バーツはちょっと悩んでしまう。
チュラーロンコン橋。すぐ隣に鉄道の橋もある。
この時間は閑散としているサナームヤー市場。
古びているけど、外観が統一されていて味のあるビル。
帰りにロータスというスーパーに寄って買い出し。バイクも多いけど駐車場には車がびっしり。車社会のラーチャブリー。
今は屋台の茶店もインスタントが多くてわざわざ外で飲む気にならないので、コーヒーミックスを買っておいた。これは最安だったインドネシア製のインドカフェ。30個入りで79バーツ。インドネシア風に細かく砕いたコーヒー豆をそのまま入れるコピを期待したけど、普通のインスタントコーヒーだった。
さて、部屋に戻ってシャワーと洗濯をこなし、19時頃夕食へ。ようやく薄暗くなってきたこの時間のタイ。
車とバイクで大混雑。バイクに4人乗れるので、子供が小さいうちは車がなくても大丈夫。
涼しくなって活気を取り戻したラーチャブリー。
ただ、川沿いのナイトマーケットは思いの外しょぼかった。
定番のゲテモノ屋。日本人向けではなさそうだけど日本語表記あり。この小さい町でも日本食レストラン、寿司屋、日本語風の名前の店が目立つ。ちょっとしたブームなんだろう。
昼間は通れなかった歩行者用の浮橋。前のボートでは舞踊公演をやっている。対岸側も盛り上がっているみたいだが、疲れていて面倒なので今日は止めておく。
盛大な花火も上がった。もしかすると今日は祝日か何かなのかも。
ナイトマーケットが今いちなので向かいのサナームヤー市場に行ってみたけど、
こちらは持ち帰りよりもイートイン中心。仕方なくナイトマーケットで幾つか購入し、コンビニになかったのでロータスでSatosiam(37バーツ)を買って部屋に戻った。
今日の夕食は串焼き3本にカオニャウ15バーツ分、それだけでは寂しいのでタイでは初めて見た枝豆(10バーツ)も買った。占めて55バーツ。やや物足りない気分だが、寝不足で疲れているのでアルコールの力を借りてさっさと寝ることにしよう。