例年と違って今ひとつパッとしない今シーズンのカマス釣り、季節が遅れているならもしかするとそろそろピークかも。
と都合のいいことを考えて、ようやく寒波が去って温かくなる予報の2025年2月26日(水)、旅行明けでほぼ2か月ぶりに南房総の海に出掛けてみることに。いつものように通勤渋滞を避けて朝遅めに出発。この日気温は15℃を超える陽気ながら風は強そうな予報。なのでまずは風の影響を受けにくいタチ港からスタートすることに。昼過ぎに到着してみるとやはりかなりの強風。
今回も7番タックルで臨むことに。釣り人は皆無に近い状態で運よく追い風になる第一希望のポイントに入れたものの、この状況は釣れてないということなのだろう。期待せずにここのところのパイロットフライ、モフモフストリーマーを結んで釣り始めた。
すると予想に反してまだラインを全部リールから引き出す前の試投の段階から、何かに引っ掛かるような独特の感触が。これはカマスに違いない。魚はいるようだ、と俄然やる気が出てきてラインを伸ばしていった。
しかし、時おり同じようなアタリはあるもののフッキングには持ち込めず。タナを変え、リトリーブを変え、フライを変えながら探っていく。すると3㎝ほどの小型クラウザーにタイプ4ラインで10~20秒のカウントダウンのスローリトリーブでようやくヒット!
25㎝ほどの細っそりとしたカマス。魚はいるけど魚影は薄そう。同じラインで探っていくとコンスタントに反応はあるがなかなか掛からない。それでもポツポツと拾っていき、
30㎝ほどのまずまずのサイズも。しかし、5匹くらい釣ったところでこの魚を最後に反応が途絶えた。待っていればそのうちまた回遊してくる可能性もあるが、サイズがいまいちで飽きてきたこともあって移動を決意。
この日の夕マヅメは今シーズン絶不調のカマス港3に賭けてみることに。ということでやって来たカマス港3だが、こちらは本当に釣り人皆無で独り占め状態。これはダメそうだなあと思いつつも、タチ港のように意外と釣れるかもしれないとの期待で釣り始めたが、
やはりそうは問屋は卸さず。強風に吹かれながらうんともすんとも言わない海にフライを投げながら日没を迎えたのだった。やっぱりダメだったか。。。明日は風が弱まる予報、明日に期待してこの日は車中泊とした。
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2日目の2025年2月27日(木)、予報通り穏やかな朝を迎えた。この日は本命のカマス港1からスタート。ベストポジションに入ろうと6時過ぎに釣り場に向かったところ、こちらも釣り人皆無で余裕で第一希望のポイントに入ることができた。
ということはやっぱりここも釣れてないということか。。。それでも細かく探っていけばルアーやサビキでは釣れない魚もフライなら釣れるかもしれないという淡い期待を抱いて入念に探ってみる。
しかし、、、やっぱり全く反応なし。さすがに年が明けたこの時期もうメッキはいないだろうし、これ以上やっても期待できそうにない。
一旦車に戻って朝食を済ませ、港内のもう一つのお気に入りのポイントに移動。こちらは潮の動きがよくてたまにアジも回ってくるので期待したが、やっぱり全く反応なし。やはり今シーズンはダメみたい。
最後にカマス港2を覗いてみると、こちらは人気のポイントだけあって数人の釣り人で賑わっているが、釣れている様子はない。私もまずまずの場所に入ることができて一通りやってみたが、案の定反応なし。まだ9時過ぎだが、これ以上粘っても無駄だろうと判断して今回は終了とした。
やっぱり今シーズンはいつもとちょっと違うようだ。釣れるにしてもルアーでかなり遠投して釣れていたような状況だし、やはり海水温の変化が影響しているのかも。たまたまならいいけど、もしかすると今後は今までのようには釣れなくなるのかも。。。ということで今シーズンの海釣りはこれで終了かな。