2025年6月12日（木）、この日は鮭川の近くで朝を迎えた。
5時前に起きて水位を確認すると昨日よりもさらに減水している。可能性は低そうだが、やはり昨日のポイントが気になるので行ってみるしかないだろう。すぐに川に向かった。ただ、途中で雨が降り始めたので先に朝食を済ませ、雨が止んだ6時前から釣り開始。
川に降りてみると、予想以上の減水で流れが淀んでいる。インタミボディー＋タイプ3ティップからインタミティップに替えて流してみたが、それでも昨日のヒットポイントでは根掛かりが頻発して釣りにならない。
その後は記憶を辿って同じようなポイントを3か所ほどリストアップ。一つづつ回っていくが、やはりこの水位では如何ともしがたい。
ここは昨日も入ったポイントで分流との合流点が狙い目だったのだが、分流がほとんど干上がってしまっている状況。最後は狙いを変えて瀬のポイントに入ってみたが、15cmほどのヤマメが釣れただけ。この時点で10時半。これ以上粘っても埒が明かないので鮭川は諦めて、今シーズンは好調だという小国川に移動。
11時半頃到着。こちらも水は少ないが、水温は16℃ほどでまだ可能性はありそう。ただ、昼食を挟んで中流域を数カ所回ってみたものの、こちらはヤマメの反応すらなく小さなウグイのみ。
日が差したかと思うと曇ってきて雨がパラつき、時おり突風が渦巻く。不安定な天気に次第にやる気が削がれていった。車に戻って休憩がてら身の振り方を考える。肝心な時に閉局中で鮭川の水位はわからないが、最大のチャンスであろう夕マズメ、小国川で迎えるよりも鮭川のほうがまだマシに思えた。
再び車を走らせて鮭川に向かう。着いてみると、水位は昨日の夕方と同じくらいに回復している。これは可能性あるかも、と期待して釣り下っていくが、核心部、そして昨日のヒットポイントを過ぎても何もなし。念のためさらに釣り下っていくと根掛かり、、、
かと思ったらゆっくり動き出した。これはもしや、と思う間もなく上流に向かってグングン走られてバッキングまで出される。これはコイの動き。この時のタックルは小国川で使っていたが替えるのが面倒でそのままの9フィート8番のミニスイッチロッド。
ロッドをひん曲げて何とか耐えようとするもなされるがまま。巻いては走られを繰り返してようやく岸際に寄せることができた。比較対象がないのでわかりづらいが、80cm以上ありそうな極太巨ゴイのスレ掛かり。すっかり疲れ果ててこの日は終了となった。やっぱりダメだったか。。。
