2025年12月7日(日)、今日から帰省ついでに韓国旅行に行ってきます。
ここ数年この時期は、帰省ついでに西日本の温かい地域を自転車で回るのが恒例となっていて、今年も四国に行こうと成田→高松と福岡→成田のチケットを買っていたのだけど、飛行機の時間変更によりやむなく中止。予約していたジェットスターの成田→高松便が、始発電車に乗っても間に合わない時に変更になってしまったのだ。航空会社都合の変更なので、キャンセルして全額返金してもらえたのはいいけど、さてどうしたものか?いろいろ検討した結果、2019年は日韓関係悪化で中止になったので2018年以来7年ぶりとなる韓国に行ってみることに。
コロナ前のような激安の航空券は見当たらず、かなり予算オーバーになるけどまあいいだろう、思い立ったが吉日。今回は成田→ソウル、釜山→福岡のチケットを取ってソウルから釜山まで、在来線の中央線で鉄道旅を楽しむことにした。今や日本より物価が高いという韓国、楽しめるかどうかはわからないが。
ということで2025年12月7日(日)、まだ真っ暗な5時半前に家を出て始発列車で成田空港へ。6:40頃到着。今日の便は8:55発のジップエア。自動チェックイン機であっさりチェックインが完了し、開店時間の7時を待ってカードラウンジへ。
朝ビールを飲んでほろ酔い加減でスムーズに出国手続きを完了し、LCCだけどさすが日本の会社だけに定刻の8:55成田空港を出発した。ソウルまでは2時間半ほどのフライト。順調に進んで11時半頃には仁川空港に降り立った。
何年ぶりかわからないくらい久しぶりのソウルだけど、大都会過ぎて興味がないので素通りして、今日は明るいうちにたどり着けそうな堤川(ジェチョン)という町まで行こうと思っている。14時半頃発の列車に乗りたいのであまり余裕はない。
韓国も例に漏れずアライバルカードはデジタル化されていて、昨日のうちに申請を済ませていたのでスムーズに入国できるかと思いきや、結構混んでいて到着ロビーに出たのは12時過ぎ。ここからまずは鉄道でソウル駅に向かう。
いきなり飛び込んでくるハングルの洪水にアウェー感を感じつつ、足早に鉄道駅らしき建物に向かった。国際空港なんだからもう少し英語表記の情報を増やしてほしいところだが、まあ日本に来る外国人も同じような思いをするんだろうな。
ソウル行きの列車は直行便と各駅停車で乗り場も切符売り場も分かれている。ここは安い各駅停車を選択。もはや普通の切符は売っていなくて、短期滞在なので500ウォンのデポジットを払って1回用交通カードを買う。ソウルまではデポジット込みで5350ウォン。
急いでホームに降りると、ちょうど12:20くらい発の列車に駆け込むことができた。仁川空港からソウル駅までは1時間ほど。13:20頃ソウル駅に到着した。今回はKTXが止まらない韓国の田舎町を巡ろうと思っているので、堤川に行く列車はソウル駅ではなく清涼里駅発となる。
なのでそのまま地下鉄1号線に乗り換えて清涼里駅へ。1回用交通カードでの乗り継ぎはどうなるのか不安だったが、改札手前に精算機があって無事通過(ソウルから清涼里まで+800ウォン)、改札を出たところの機械でデポジットの500ウォンも回収できた。
そしてようやく13:55清涼里に到着。昼食は食べ損なったけど何とか間に合いそう。外に出ると、いい天気だけどひんやり寒い。道端に雪が残っているのはさすがに韓国でも北部に位置するソウル。清涼里駅に急いだ。
14時頃清涼里駅に到着。チケットは予めネットで買っているのだが、改めて確認してみると出発時刻は14:51。少し余裕があるのでATMを探してキャッシング、駅に戻って列車に乗り込んだ。
今日の列車はITX MAUM号。普通列車のようなものを想像していたところ、昔の新幹線のような風貌の特急列車みたいだ。ただ4両編成と短め。
あまり風情はないけど、各座席にコンセント付き。満席だったので予約しておいてよかった。定刻の14:51清涼里を出発、堤川までは12700ウォン。
ソウル市街を抜けて漢江沿いを南東に進む。
16:23堤川駅に到着。
モダンな佇まいの堤川駅。
早速宿探しに掛かる。しかし、駅周辺を歩き回ってみたものの泊まりたいヨインスク(旅人宿)は見つからず、安そうな円安旅館に落ち着くことに。
ここは管理人が常駐しておらず、電話しないといけないようなのだが、うろうろしていると道の向かい側からおばさんが大声を出しながら駆け寄ってきてくれて事なきを得た。
韓国語をまくし立てられて英語や日本語は全く通じないが、1泊30000ウォンとのことでまあ予算内。一応バス(シャワーのみ)・トイレ付き。昔ながらのオンドルが効いている部屋。
落ち着いたところで暫し町の散策。少子化が進む韓国ぼ地方都市だけに人通りは疎らだが、割と活気があって好みの雰囲気だった。
駅前商店街はこの時間もうほぼ閉店済み。
夕食は定食系を食べたいところだったが、日曜とあってか閉まっている店や貸し切りのところが多くてなかなかありつけない。ハングルが読めないので苦労する。駅前の繁盛している店に入ってみたところ、ここはうどんメインの店のよう。
壁のメニューを写真に撮って翻訳してみると、キンパプもあるので今日の夕食はキムチうどんとキンパプにした。
若干物足りな気分だけど、おいしかったし量も十分。占めて8000ウォン。
帰りにコンビニでマッコリ(1600ウォン)を買ってこの日は終了とした。























